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自動中間サーフェス結合使用時の結果
中間サーフェスの圧縮と、変位の影響を受けてサーフェスがオーバーラップしているモデリング結合タイプにより作成された自動中間サーフェス結合を使用してアセンブリをモデリングしても、Creo Simulate で実際の変位が反映されない結果が得られることがあります。
次の図に、変位応力を適用する前の 2 つの合致部品を持つアセンブリを示します。
この図は、2 つの部品がソリッドとしてモデリングされ、共通のサーフェスに沿ったすべりが発生していない実際の結果を示しています。
この図は、中間サーフェスの圧縮と自動中間サーフェス結合を使用した場合の結果を示しています。Creo Simulate において、アセンブリにはソリッド部品の場合の 4 倍の変位が発生しています。
実際の変位と Creo Simulate によって報告される変位との差が許容公差を超える場合は、次のいずれかの方法を検討してください。
モデル全体において差が許容できない場合は、アセンブリをソリッドとしてモデリングすることをお勧めします。
特定の合致構成部品においてのみ差が許容できない場合は、溶接、ファスナー、剛体結合を作成して、その領域での動作をモデリングすることができます。この代わりに、ビームを使用してモデルを硬くし、動作を修正することもできます。
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