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アドバンスばねの使用
アドバンスばねを使用して、剛性と減衰 (FEM モード) で特性化された 2 つのオブジェクト間の結合をモデル化できます。
剛性成分などのアドバンスばねの特徴はばねの終端の位置に関係なく評価されますが、そのばねの座標系の X、Y、Z 方向には関係します。
アドバンスバージョンの「ばね定義」(Spring Definition) ダイアログボックスにある以下のエリアを使用して、アドバンスばねを定義します。
「特性」(Properties) - すでにモデルに対して定義されている剛性特性を使用するか、新しいばね特性を定義します。
「方向」(Orientation) - ばね特性の方向を定義する方法を選択します。アドバンスばねの長さをゼロにできます。つまり、端点を一致させることができます。たとえば、サーフェス上のポイントとサーフェス間のばねがあります。
長さがゼロの 2D ばねの場合、ダイアログボックスのこの領域には 2 つのオプションが表示されます。詳細については、2D モデルにおける長さがゼロのばねの方向のトピックを参照してください。
「追加回転移動」(Additional Rotation) - ばねの Y 軸の回転角度を実数値で入力します。
 
*注記 XY 平面の方向を定義したり、2D モデルに追加の角度を指定したりすることはできません。
FEA ソルバーによるアドバンスばねの処理の方法については、ANSYS および MSC/NASTRAN を参照してください。
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