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非線形ばねを作成するには
1. 「解析モデル化」(Refine Model) > 「ばね」(Spring) の順にクリックします。「ばねの定義」(Spring Definition) ダイアログボックスが開きます。
2. ばねの名前を入力するか、デフォルトの名前を使用します。
3. アイコンやばねに表示されるテキストの色を変更する場合は、「名前」(Name) の隣にあるカラーサンプルをクリックします。
4. ばねタイプとして 「単純」(Simple) を選択します。
5. ばねの端点の位置を指定する参照を選択します (まだ選択していない場合)。選択した参照が参照コレクターに表示されます。
6. 「引張りのフォース-たわみ変化」(Extensional Force-Deflection Variation) ドロップダウンリストから「フォース-たわみカーブ」(Force-Deflection Curve) を選択します。
をクリックすると「関数」(Functions) ダイアログボックスが開きます。新しい関数を作成したり、選択した関数をコピー、編集、削除するには、このダイアログボックスを使用します。
7. 「関数定義」(Function Definition) ダイアログボックスを使用して「シンボル」(Symbolic) 関数または「テーブル」(Table) 関数を新規作成するには、「新規」(New) をクリックします。
8. たわみが正の場合のばねのフォースを指定するには、「負のたわみをミラー: f(たわみ) = -f(-たわみ)」(Mirror for negative deflections: f(deflection)=-f(-deflection)) チェックボックスをオンにします。指定された関数の公式に従って、たわみが正のばねのフォースが計算されます。たわみが負の場合、対称フォース関数が使用されます。このチェックボックスがオフの場合、正 (引張り) と負 (圧縮) のたわみが計算されます。このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。
9. 「レビュー」(Review) をクリックして「グラフ関数」(Graph Function) ダイアログボックスを開きます。独立変数の上限と下限の値を入力することで、グラフに表示する範囲を指定します。これらの制限は関数の視覚化を可能にするグラフのセグメントを定義する必要があります。
10. 「グラフ/安定性」(Graph/Stability) をクリックすると、「グラフツール」(Graphtool) ウィンドウが開いて関数グラフが表示されます。
11. 「ファイル」(File) > 「終了」(Exit) の順にクリックしてウィンドウを閉じ、安定性チェックを実行します。
12. 「終了」(Done) をクリックして「グラフ関数」(Graph Function) ダイアログボックスを閉じます。
13. 「ばねの定義」(Spring Definition) ダイアログボックスの「フォース係数」(Force Factor) ボックスには負でない実数値を入力します。横のドロップダウンリストからフォースの単位を選択するか、デフォルトの単位を使用します。
または、「フォース係数」(Force Factor) ボックスを右クリックして「パラメータ」(Parameter) を選択し、Creo Parametric パラメータとして値を指定します。
 
*注記 「フォース係数」(Force Factor) に負の値を指定することはできません。「ねじれ剛性」(Torsional Stiffness) が 0 の場合には 0 も指定できません。
14. 「ねじれ剛性」(Torsional Stiffness) ボックスには負でない実数値を入力します。横のドロップダウンリストからねじれ剛性の単位を選択するか、デフォルトの単位を使用します。
または、「ねじれ剛性」(Torsional Stiffness) ボックスを右クリックして「パラメータ」(Parameter) を選択し、Creo Parametric パラメータとして値を指定します。
15. 「OK」をクリックします。
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