データム参照
Creo Simulate では、モデルジオメトリに基づいて自動的に作成された
Creo Parametric のダイナミックオブジェクトを選択できます。このような設計ダイナミックオブジェクトは、点、エッジ、カーブ、またはサーフェスの集合です。
Creo Simulate では、設計
ダイナミックオブジェクトを保存するデータム参照フィーチャーを手動で作成することもできます。データム参照フィーチャーを作成するには
データム参照ツールを使用します。シミュレーションフィーチャーやシミュレーションオブジェクトを作成する際、このようなデータム参照フィーチャーを参照として使用できます。
「解析モデル化」(Refine Model) >
「データム」(Datum) >
「参照」(Reference) の順にクリックして、次のタイプのダイナミックオブジェクトを
作成できます。
• ダイナミックサーフェス - 関連する複数のサーフェスを選択できます。
• ダイナミックチェーン - 関連する複数のエッジまたはカーブを選択できます。
• ダイナミックデータム点 - 参照として使用するデータム点を選択できます。
• ダイナミックカーブ - 複数のデータムカーブまたはスケッチカーブを選択できます。
データム参照フィーチャーを
Creo Parametric に
順送りできます。
「データム参照」(Datum Reference) ダイアログボックスでシミュレーションエンティティの参照として選択したデータム参照フィーチャーを更新すると、シミュレーションエンティティが Creo Simulate によって自動的に更新されます。
| 注記 データム参照フィーチャーは部品モードでのみ作成できます。 |
データム参照フィーチャーとダイナミックオブジェクトの詳細については、「部品モデリング」のヘルプを参照してください。