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診断メッセージ
Creo Simulate では、メッシュ作成または解析中に生成されたメッセージが「診断」(Diagnostics) ダイアログボックス (メッシュ作成の場合) と「実行ステータス」(Run Status) ダイアログボックスの「シミュレーション診断」(Simulation Diagnostics) 領域 (解析の場合) に表示されます。以下のタイプのメッセージが表示されます。
エラーメッセージ - プロセスの続行に支障をきたすような重大な問題が見つかった場合、Creo Simulate でエラーメッセージが表示されます。処理を続行するには問題を修正する必要があります。
警告メッセージ - モデルに問題があるがプロセスを続行可能な場合、Creo Simulate でこのメッセージが表示されます。警告を確認して、モデルが正確であることを確認する必要があります。
情報メッセージ - モデルの注目すべき状況について知らせるメッセージです。ほとんどの場合、この状態には問題がありません。情報メッセージを無視しても、何らかの問題が発生することはありません。
「診断」(Diagnostics) ダイアログボックスのリスト領域に、階層形式でメッセージが表示されます。各メッセージがルートノードとして表示され、そのメッセージで報告されているすべてのジオメトリやモデリングエンティティ、またはメッシュ要素が従属ノードとして表示されます。メッセージを選択すると、そのメッセージで報告されているすべてのエンティティや要素が Creo Simulate のモデルでハイライトされます。メッセージで報告されているエンティティまたは要素を選択すると、Creo Simulate によってそのエンティティがモデル上でズームされます。Creo Simulate で各メッセージのソースが表示されます。メッセージのソースには次のようなものがあります。
モデルチェック - Creo Simulate がネイティブモードで解析を開始したときに実行されるチェック。
ジオメトリ - シミュレーションジオメトリの作成中に行われたチェックまたは発生した失敗。
ジオメトリクリーンアップ - FEM モードでのスリーバーサーフェスやサーフェス上のカスプの除去およびネイティブモードでのサーフェスや短いカーブの除去。
AutoGEM - ネイティブモードでモデルのメッシュ作成中に実行されたチェック。
FEM メッシャー - FEM メッシュ中に実行されたチェック。
ソルバー - Creo Simulate で解析中にメッシュが作成されたときに実行されたチェック。
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