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ボリュームオプションの使用方法
「ボリューム」(Volume) を効果的に使用するには、次の処理を行います。
境界処理の所要時間が長過ぎる場合は、AutoGEM を中断します。
選択したボリュームですべての要素セットが作成されなかった場合は、フルセットの要素の作成に表示されているいくつかの方法を試すことができます。
「ボリューム」(Volume) は、特に複雑な部品の場合に、ダイアログボックスで最小フェース角度および最小エッジ角度を約 5 増やすだけで非常に敏感に反応します。場合によっては、最小フェース角度をわずか数度増やすだけで、四面体要素が多くなり所要時間が長くなることもあります。
AutoGEM では、同じサーフェス領域を共有する複数のボリュームを処理できます。「ボリューム」(Volume) を使用する場合は、すべてのボリュームを一度に選択します。
板金などの薄い領域に要素を作成する場合は、「AutoGEM 設定」(AutoGEM Settings) ダイアログボックスの「設定」(Settings) タブを使用して、AutoGEM で使用する要素として五面体、六面体、および四面体を選択します。厚い領域と薄い領域の両方を持つ部品の場合は、五面体、六面体、および四面体が使用され、必要に応じてリンクが自動的に作成されます。
メッシュに失敗したアセンブリで作業している場合は、「ツール」(Tools) > 「公差レポート」(Tolerance Report) を使用して、構成部品の公差をチェックし、公差の値が十分に近いことを確認します。そうでない場合、Creo Parametric に戻り、「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「モデル特性」(Model Properties) の順にクリックして「モデル特性」(Model Properties) ダイアログボックスを開きます。「精度」(Accuracy) の横の「変更」(Change) をクリックし、公差が大きすぎる構成部品の精度を変更します。