必須のモデルエンティティ
解析または設計検討を実行する前に AutoGEM でモデルをメッシュする場合は、すべてのモデリングエンティティがメッシュで正しく考慮されていることを確認するために、いくつかの常識的な実践に従う必要があります。メッシュする前にモデリングエンティティを追加しなければならない場合もあれば、エンティティを後で追加できる場合もあります。以下のガイドラインに従ってください。
• AutoGEM を使用する前に追加する必要があるエンティティ - AutoGEM を実行する前に、別のモデリングエンティティのベースとして使用するモデル化、結合、およびシミュレーションフィーチャー (メジャーを適用するために使用するデータム点など) を追加する必要があります。また、モデルにポイント荷重、拘束条件、または境界条件が含まれる場合は、これらも追加する必要があります。これらのモデリングエンティティはすべてメッシュに影響を与えます。これらのエンティティは、AutoGEM を使用する前に追加されないと、メッシュによって正しく考慮されません。
あらゆる場合に絶対に必要となるわけではありませんが、AutoGEM を実行する前にすべての特性も定義しておいてください。AutoGEM を実行する前に特性を定義すると、
「AutoGEM」ダイアログボックスの
「AutoGEM 参照」(AutoGEM References) 領域にある
「特性を持つものすべて」(All With Properties) オプションを使用できるようになります。
• AutoGEM の使用前後に追加できるエンティティ - AutoGEM を実行する前にすべての参照シミュレーションフィーチャーとジオメトリが設定されている場合、AutoGEM を使用する前または後に、荷重、拘束条件、および境界条件を追加できます。これらのエンティティは、ポイントを使用しないので、カーブ、サーフェス、または構成部品を参照として使用する必要があります。また、AutoGEM を実行する前または後にメジャーを追加することもできます。Creo Simulate では AutoGEM を実行した後にジオメトリに追加したモデリングエンティティも正しく考慮されますが、モデルをメッシュする前にすべてのモデリングエンティティを追加してください。