スポット溶接
ほぼ平行した状態にある 2 つのサーフェスを、指定したデータム点で結合するには、スポット溶接を使用します。
Creo Simulate では、溶接をシミュレートする円形断面を持つ
ビームを使用して、2 つのサーフェスを接続するスポット溶接エンティティが作成されます。スポット溶接はネイティブモードと FEM モードの両方で作成できます。
コンフィギュレーションオプション
sim_spotweld_split_mesh を使用して、スポット溶接の端に作成される AutoGEM メッシュ要素をカスタマイズできます。
モデルにスポット溶接を追加すると、Creo Simulate でポイントの円形スポットにある 2 つのサーフェスが接続され、フォースが 1 つの部品から別の部品に転送されます。リベットがあるアセンブリを作成している場合は、スポット溶接は、リベットをモデリングする 1 つの方法になります。
スポット溶接で作業をするときは、次のことに注意してください。
• 接続するサーフェスは、互いに 15
以内で平行でなければなりません。
• スポット溶接はフォースを伝達します。ただし、溶接に近い位置の応力が不正確になることがあります。
• スポット溶接で作成されたビームにはビーム端解放を適用できません。
スポット溶接を作成するには、
「解析モデル化」(Refine Model) >
「溶接」(Weld) の順にクリックし、
「溶接定義」(Weld Definition) ダイアログボックスで溶接のタイプとして
「スポット溶接」(Spot Weld) を選択します。スポット溶接を作成した後で、
オブジェクト - アクションショートカットメニューを使用してスポット溶接を編集および削除できます。