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サーフェス間ギャップ
2 つのサーフェス間にギャップを作成する場合は、次の点に注意してください。
2 つのサーフェスをギャップの参照として選択すると、Creo Simulate で各メッシュ節点間にギャップが作成されます。次の図では、Creo Simulate はオフセット合致サーフェスを持つアセンブリに境界メッシュを適用しています。紫色の直線は、メッシュ節点間のギャップを表しています。
サーフェス間ギャップを定義するときに、「分布」(Distribution)「単位面積あたり」(Per Unit Area) オプションを選択すると、選択した最初のサーフェスの総面積を使用して、軸および横軸剛性値が計算されます。ただし、選択した 2 つのサーフェスの一部だけがオーバーラップする場合は、Creo Simulate でメッシュを生成する際に一致するメッシュの形成に使用できる最初のサーフェス面積の一部が最初に決定され、その面積が剛性値の計算に使用されます。たとえば、上の図で、サーフェス間ギャップを定義するために下の小さい方のボックスの上面サーフェスを最初に選択すると、Creo Simulate でそのサーフェスが「単位面積」(Per Unit Area) の計算用に指定されます。計算で使用される実際の値は、紫色のギャップアイコンがあるそのサーフェス面積だけで構成されます。
ギャップは、中間サーフェスに圧縮されたシェルが含まれるモデルの 2 つのサーフェス間に適用できます。モデルを中間サーフェスシェルモデルとして指定し、ギャップ用に選択した最初のサーフェスの中間サーフェスがエッジに圧縮される場合は、圧縮前のそのサーフェス面積が分布の計算に使用されます。
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