• 「名前」(Name) - ファスナーの名前を指定するか、デフォルトの名前を使用します。

• 「シェル結合」(Connecting Shells) または「ソリッド結合」(Connecting Solids) - 「シェル結合」(Connecting Shells) を選択してシェル間にファスナーを作成する場合、次のアイテムが表示されます。

• 「参照」(References) - ファスナーのジオメトリエンティティを選択します。ファスナーに選択した有効なすべてのジオメトリ参照が「参照」(References) コレクターに表示されます。ダイアログボックスが開いた後で、必要なジオメトリを選択することもできます。シェルを結合するファスナーには、次のタイプの参照を選択できます。

◦ 「ポイント間」(Point-Point) - 2 つのキルトまたは中間サーフェスそれぞれで 1 点を選択します。このタイプの参照では、モデルに実際の穴が含まれている必要はありません。代わりに、選択した点によってファスナーの中心線が形成されます。最初に選択した点に関連付けられているサーフェスが、ファスナーのヘッドとして指定されます。選択した点は、ファスナーのモデリングの前提条件のセクションで説明している前提条件を満たしていなければなりません。2 点間のファスナーは次の条件も満たす必要があります。

▪ 結合する構成部品同士が接していない。キルトの場合、部品間にギャップが存在しなければなりません。

▪ ファスナーの長さがゼロでない。

▪ 点はどのような順序でも選択できます。

◦ 「エッジ間」(Edge-Edge) - ファスナーによって結合する各構成部品で穴のエッジを選択します。選択した穴は、ファスナーのモデリングの前提条件のセクションで説明している基準を満たしていなければなりません。最初に選択したエッジに関連付けられている穴が、ボルトまたはねじのヘッドとして指定されます。

• 「特性」(Properties) - ファスナーの次の特性を指定します。

◦ 「剛性」(Stiffness) - 次のいずれかのオプションを使用してファスナーの剛性を定義できます。

▪ 「直径と材料を使用」(Using diameter and material) - ファスナーの直径と材料を使用してファスナーの剛性を定義します。

▪ 「ばね剛性特性を使用」(Using spring stiffness property) - 定義済みのばね特性を使用してファスナーの剛性を定義します。

◦ 「ファスナーヘッドとナット直径」(Fastener Head and Nut Diameter) - ファスナーのヘッドとナットの直径を定義します。

◦ 「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) - 「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) をオンにした場合、「直径と材料を使用」(Using diameter and material) または「ばね剛性特性を使用」(Using spring stiffness property) で指定した値に基づいてばね剛性が計算されます。「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) がオフになっている場合、ファスナーの軸を中心にファスナーの両端が互いに回転しないように、ファスナーのばね剛性が修正され、インタフェースの摩擦がシミュレートされます。