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モデルからのシミュレーションエンティティの削除
モデルからモデリングエンティティを削除する方法で最も一般的なものは、個別に削除する方法ですが、場合によっては、作成したシミュレーションモデルが目的に合っていないことが判明したり、シミュレーションエンティティをすべて削除してクリーンアップする、迅速な方法が必要な場合があります。こういった場合には、「ホーム」(Home) > 「設定」(Set Up) > 「新規シミュレーションモデル」(New Simulation Model) の順にクリックして、カレント部品やカレントアセンブリのシミュレーションモデリングエンティティをすべて除去できます。
このコマンドを使用すると、モデルに直接適用されているシミュレーションモデリングエンティティがすべて削除されます。モデルツリーで非表示状態のエンティティも削除されます。たとえば、「新しいシミュレーションモデル」(New Simulation Model) により、材料、荷重、拘束条件、接触などがすべてモデルから削除されます。ただし、材料定義やビーム断面定義など、ライブラリエンティティは削除されません。モデルエンティティが削除された後で、Creo Simulate でモデルのクリーンなバージョンが開きます。「ホーム」(Home) > 「モデル設定」(Model Setup) の順にクリックし、「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスで、操作する製品、モード、モデルタイプを指定し直すことができます。
モデリングエンティティを個別に削除する場合には、「新しいシミュレーションモデル」(New Simulation Model) コマンドを使用しないでください。このコマンドは、深いレベルのクリーンアップがモデルで必要になる場合に備えて取っておいてください。「新しいシミュレーションモデル」(New Simulation Model) を使用した直後に、やはりモデリングエンティティを残しておくべきだったと思った場合は、モデルを保存しないで Creo Simulate を終了します。次にモデルを開くときに、元のモデリングエンティティが戻ります。
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