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大規模なアセンブリのメッシュ制限
大きさがけた違いに異なる構成部品を含むアセンブリをメッシュする場合、以下のような状況が起きることがあります。
大きな方の構成部品のメッシュ要件を考慮してアセンブリをメッシュした場合、同じメッシュが小さな方の構成部品のメッシュ要件を満たさないことがあります。この結果、アセンブリの小さな方の構成部品でメッシュ生成が失敗する可能性があります。
アセンブリ内の 2 つの部品でジオメトリの精度が著しく異なる場合、両方の部品を含む密着アセンブリを作成することは困難です。この場合、この 2 つの構成部品を合致させようとすると、テサレーション精度の違いによってジオメトリの非互換性が生じる可能性があります。
このことは、特にメッシュに関して重要です。メッシュでは、ジオメトリを使って要素エッジ長や要素サイズなどを決定するからです。たとえば、上記の 2 つのサンプル部品を非線形カーブに沿って合致させる場合、小さい部品のきめ細かいテサレーションの副産物である小さい要素と、大きな部品の粗いテサレーションによって作られる大きい要素を合致させようとすると、Creo Simulate で問題が生じる可能性があります。
異なる単位系でモデリングされた構成部品をアセンブリする場合、個々の構成部品の絶対公差がアセンブリの単位に変換されます。これにより、構成部品の公差値に大きな違いが生じることがあります。
メッシュ生成に成功した場合でも、アセンブリ内の大きな方の構成部品のメッシュ要件を考慮して、大きなサイズの要素からなる粗いメッシュが Creo Simulate によって生成されます。このような粗いメッシュでは、アセンブリ内の小さな方の構成部品には数個の要素しか生成されないことがあります。この結果、ソルバーはアセンブリの小さな方の構成部品では正確な結果を導くことができなくなります。
このようなアセンブリのメッシュ方法については、メッシュのガイドラインを参照してください。