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外部疲労材料ファイルについて
外部疲労材料ファイルは、拡張子 .mat が付いたテキストファイルです。このファイルでは、疲労解析の追加の材料特性が定義されています。疲労解析に外部疲労材料ファイルを指定するには、コンフィギュレーションオプション sim_fatigue_external_matadatayes に設定します。1 つの疲労解析に複数の外部材料ファイルを定義できます。材料ファイルの名前は、モデルに指定した材料名と一致している必要があります。
外部疲労材料ファイルを定義するには、次のキーワードと値を使用します。
キーワード
特性
値の範囲
UTS
最大引張り強度*
100 ~ 4000 MPa
YOUNG_MODULUS
弾性係数*
20000 ~ 300000 MPa
YS
降伏応力*
50 ~ 3000 MPa
ME
弾性ポアソン比
0.25 ~ 0.35
MP
塑性ポアソン比
0.45 ~ 0.55
SF_PRIME
疲労強度係数*
50 ~ 4000 MPa
B
疲労強度指数
-10.0 ~ -0.002
EF_PRIME
疲労延性係数
0.001 ~ 10.0
C
疲労延性指数
-1.2 ~ -0.15
N_PRIME
周期歪み硬化指数
0.005 ~ 0.5
K_PRIME
周期強度係数*
50 ~ 12000 MPa
RC
カットオフサイクル
1.0E5 ~ 1.0E25
SEE
log(e) の標準誤差 (弾性)
0.0 ~ 10.0
SEP
log(e) の標準誤差 (塑性)
0.0 ~ 10.0
SEC
log(e) の標準誤差 (周期)
0.0 ~ 10.0
外部疲労材料ファイルを定義する際には次の点に注意してください。
アスタリスク (*) が付いた特性は、主要単位系で定義されている応力単位で指定する必要があります。
キーワードと値は "=" で区切る必要があります。
キーワードは任意の順序で追加できます。
1 つの材料ファイルで、すべてのキーワードを使用することも、リストの一部のキーワードを使用することもできます。