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解析の荷重セット
「荷重」(Loads) 領域が次のダイアログボックスにあります。
「静解析定義」(Static Analysis Definition)
「プリストレス静解析定義」(Prestress Static Analysis Definition)
「固有値解析定義」(Modal Analysis Definition)
「プリストレス固有値解析定義」(Pre-Stress Modal Analysis Definition)
「定常熱伝導解析定義」(Steady Thermal Analysis Definition)
非定常熱伝導解析定義
「荷重」(Loads) 領域には次のアイテムがあります。
「荷重セット/構成部品」(Load Set / Component) - モデルに定義されているすべての荷重セットが表示されます。荷重セットを定義した構成部品の名前も表示されます。構成部品名として部品、サブアセンブリ、またはアセンブリの名前が表示されることがあります。構成部品名にポインタを合わせると、アセンブリパスと構成部品 ID が表示されます。アセンブリパスは、構成部品が属するすべてのアセンブリとサブアセンブリの階層リストです。
 
*注記 「静解析定義」(Static Analysis Definition) ダイアログボックスで、「非線形/荷重履歴を使用」(Nonlinear / use load histories) チェックボックスをオンにした場合、そのモデルに作成されている MEC/T 履歴荷重が「荷重セット/構成部品」(Load Set / Component) リストに表示されます。関数フィールドは「Mec/T Hist」に設定されます。ただし、関数ボタン と関数フィールドは非アクティブになっています。MEC/T 履歴荷重を含む荷重セットを 1 度に 1 つだけ選択できます。
「時間依存」(Time Dependence) - 各荷重セットの履歴を個別に定義します。「非線形/荷重履歴を使用」(Nonlinear / use load histories) チェックボックスがオンになっている場合にのみ使用できます。時間依存関数は、荷重セット内の各荷重に指定された時間における関数の値を掛け合わせます。
時間依存のデフォルトのランプ関数を使用するか、 をクリックして「関数」(Functions) ダイアログボックスを開きます。「関数定義」(Function Definition) ダイアログボックスを使用してテーブル関数を新規作成するには、「新規」(New) をクリックします。関数の独立変数は時間です。関数の従属変数は単位なしの数量です。
 
*注記 時間依存のシンボル関数を作成することはできません。
 
*注記 定常熱伝導解析と静解析の場合、時間依存関数は荷重の適用順序を定義するためにのみ使用されることに注意する必要があります。荷重は非常にゆっくりと適用されると見なされるので、実際の過渡的または動的効果は無視されます。
解析の出力ステップを定義する場合、結果を計算するステップを指定します。時間依存関数に基づいて、荷重の対応する値について、指定したステップにおける結果が計算されます。時間依存関数の時間の最大値が最大ステップになります。
「合計荷重セット」(Sum Load Sets) - 選択したすべての荷重セットの荷重を 1 つの新しい荷重セットにマージします。解析に含める 1 つ以上の荷重セットを選択します。これらの選択した荷重セットを 1 つの新しい荷重セットにマージするには、「合計荷重セット」(Sum Load Sets) チェックボックスをオンにします。新しい荷重セットには SummedLoadSetX という名前が付きます (ここで、X は新しいセットの名前が一意になる最小の自然数)。
「合計荷重セット」(Sum Load Sets) チェックボックスがオフになっている場合、解析で各荷重セットの結果が別々に計算されます。
 
*注記 「非線形/荷重履歴を使用」(Nonlinear / use load histories) チェックボックスをオンにした場合、このチェックボックスは使用できません。この場合、解析に複数の荷重セットを追加すると、それらの荷重セットは 1 つの荷重セットに自動的に結合されます。
構造解析に荷重セットを追加する方法については、構造解析の拘束条件セットと荷重セットを参照してください。