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ベンド注記のアノテーション平面について
各ベンド注記は、常に部品の駆動サーフェスを基準とするアノテーション平面を持ちます。
ベンド注記のデフォルトのアノテーション平面は、「アノテーション平面」(ANNOTATION PLANE) ダイアログボックスを使用して変更できます。アノテーション平面を変更すると、ベンド方向はアノテーション平面と同期します。
各ベンド注記のベンド方向は、ジオメトリとアノテーション平面で決定されます。ベンド注記を配置したときにアノテーション平面がフラットステートにある板金ウォールと平行な場合、ベンド方向が更新され、オフセットサーフェスが手前にある場合は方向が反転します。フラットステートとは、部品を完全にベンド解除した状態です。 図面モードでは、注記のベンド方向はビューに基づいてサーフェスが手前にくるように更新されます。
駆動サーフェスとオフセットサーフェスを持つベースモデルの例を次の図に示します。緑で表示された駆動サーフェスは、オフセットサーフェスよりも手前にあります。
1. 駆動サーフェス
2. オフセットサーフェス
下向きのビュー方向から見たベースモデルの例を次の図に示します。駆動サーフェスは緑色で示されます。
1. 上向きのベンド方向を持つベンド注記
2. 駆動サーフェス
3. アノテーション平面
4. ビュー方向
上向きのオフセットサーフェスと下向きのビュー方向を持つベースモデルの例を次の図に示します。駆動サーフェスは緑色で示されます。
1. オフセットサーフェス
2. 駆動サーフェス
3. 下向きのベンド方向を持つベンド注記
4. アノテーション平面
5. ビュー方向