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ノッチとパンチについて
ノッチとパンチは、板金ウォールのカットやリリースを作成するためのテンプレートです。板金設計モジュールでは、ノッチとパンチはどちらも同じ機能を実行し、同じメニューコマンドを使用しますが、配置場所によって異なる名前が付けられています。業界標準では、エッジ上に配置する場合をノッチ、板金ウォールの中央に配置する場合をパンチと呼んでいます。
ノッチ
パンチ
ノッチとパンチは、次の 3 段階によって作成される製造操作です。
第 1 段階 - 板金部品上に必要なタイプのカットを作成します。
第 2 段階 - 作成したカットをユーザー定義フィーチャー (UDF) に変換します。この UDF は指定したディレクトリに保存され、複数の設計に取り込むことができます。ファイル名には拡張子 .gph が付きます。
第 3 段階 - ノッチまたはパンチの UDF を目的の板金部品上に配置します。
ノッチ UDF またはパンチ UDF を配置するための参照部品を作成できます。通常、参照部品としてはシンプルな部品を使用します。参照部品のファイル名には拡張子 gp.prt が付きます。
 
*注記 必ず板金モードで UDF を作成してください。部品モードで作成した UDF は板金部品で使用できません。
UDF 参照部品
板金パンチの配置
板金ノッチとパンチは、それぞれ異なるツールを使用してその形状を定義します。同じ UDF を使用するときは、常にその UDF のツールが参照されます。ツールの制約により、板金ノッチ UDF およびパンチ UDF のサイズを変更することはできません。これらの UDF のサイズを変更するには、製造で使用する適切な参照ツールを割り当て直す必要があります。