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パイピングのコンフィギュレーションオプション
display_thick_insulation
yes*no
被覆の軽量表示オプションのデフォルト値を設定します。このコンフィギュレーションオプションは、「モデル表示」(Model Display) ダイアログボックスの「被覆を厚みを付けて表示」(Thick insulation) オプションによってオーバーライドされます。
yes - 被覆を厚みを付けて表示します。
no - 中心線のみを表示します。被覆は表示されません。
display_thick_pipes
yes*no
パイプの軽量表示オプションのデフォルト値を設定します。このコンフィギュレーションオプションは、「モデル表示」(Model Display) ダイアログボックスの「パイプを厚みを付けて表示」(Thick Pipes) オプションによってオーバーライドされます。
yes - パイプを厚みを付けて表示します。
no - パイプの中心線のみを表示します。
isogen_attribute_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_attribute_map.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
仕様駆動パイピングの属性またはパラメータを ISOGEN ユーザー定義属性にマップするファイルの、パスと名前を指定します。
 
*注記 ファイル isogen_attribute_map.csv をローカルディレクトリにコピーできます。要件に従って、このファイルを修正して、別バージョンとして保持できます。修正後のバージョンにアクセスするには、コンフィギュレーションオプション isogen_attribute_map_file を使用します。
isogen_endtype_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_endtype_map.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
仕様駆動パイピングの端点タイプを ISOGEN 端点タイプにマップするファイルの、パスと名前を指定します。
isogen_endtype_map_file (非仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_endtype_map.ptd>*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピングの端点タイプを ISOGEN 端点タイプにマップするファイルの、パスと名前を指定します。
isogen_mandatory_attr_file
isogen.fls*, <有効なファイル名>
ISOGEN 必須属性ファイルを含んでいるファイルの名前を指定します。
isogen_nominal_size_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_nominal_size_map.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
仕様駆動パイピングのサイズを ISOGEN 基準サイズ (ミリメートルまたはインチ単位) にマップするファイルの、パスと名前を指定します。
isogen_nominal_size_map_file (非仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_nominal_size_map.ptd>*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピングのサイズを ISOGEN 基準サイズ (ミリメートルまたはインチ単位) にマップするファイルの、パスと名前を指定します。
isogen_output_files_dir
<creo_run_directory>*, <絶対ディレクトリパス>
ISOGEN 出力ファイルのアーカイブ先となるディレクトリパスを指定します。
isogen_pcf_filename_format (仕様駆動パイピング)
MNEMONIC-SPECIFICATION-NUMBER*, <以下のキーワードの組み合わせ: SIZESPECIFICATIONMNEMONICNUMBERINSULATIONSPOOLNUM およびファイル名に有効な任意の文字>。区切り記号は、前後に空白スペースを入れず、コンマ (,) で囲む必要があります。
ISOGEN (.pcf) ファイルの名前フォーマットを指定します。ISOGEN ファイル名は、次の表に示すとおり、キーワードに割り当てられた値から作成されます。
ISOGEN ファイル名フォーマット
割り当てられた値
ISOGEN (.pcf) ファイル名
mnemonic-number-insulation
water,1001,is
water-1001-is.pcf
ship1-mnemonic-number-insulation
water,1001,is
ship1-water-1001-is.pcf
isogen_symbol_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_symbol_map.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
仕様駆動パイピングの継ぎ手ライブラリ部品名を ISOGEN 構成部品名およびシンボルキー (SKEY) にマップするファイルの、パスと名前を指定します。
isogen_symbol_map_file (非仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/isodata/isogen_symbol_map.ptd>*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピングの継ぎ手ライブラリ部品名を ISOGEN 構成部品名およびシンボルキー (SKEY) にマップするファイルの、パスと名前を指定します。
mngr_outdated_pipe_solids (仕様駆動パイピング)
yes*no
Creo の最新バージョンのパイピングアプリケーションにロードしたパイプソリッドが古い場合に通知を表示します。
yes* - 古いパイプソリッドに関する通知を通知センターとモデルツリーに表示します。
No - 古いパイプソリッドに関する通知を表示しません。
pipe_3D_bend_theor_int_pts
yes*no
3 次元パイピングモデルで理論的交差点およびベンドを設定します。
yes - 理論上の交差およびベンドが 3 次元モデルで表示されます。
no - 理論上の交差およびベンドは 3 次元モデルで表示されません。
pipe_bend_locations_csys_units (仕様駆動パイピング)
yesno*
パイピングのベンド位置の検証に使用されるデフォルトのアセンブリ単位を設定します。
yes - 座標系のアセンブリ単位を設定します。
no - パイプラインのアセンブリ単位を設定します。
pipe_extend_dim_scheme (仕様駆動パイピング)
cartesiancylindricalspherical*
パイピング延長セグメントの寸法配置を指定します。
pipe_pre_22_bendinfo_conv (非仕様駆動パイピング)
<user-defined directory>*, <絶対ディレクトリパス>
Pro/ENGINEER 2000i-2 以前で生成されたベンドレポート情報を、現在保存されている解析フォーマットに変換します。
pipe_solid_centerline
yes*no
パイプソリッドの中心線表示モードを設定します。パイプソリッド中心線がグラフィックウィンドウに表示され、パイプソリッドの中心を示します。このオプションの設定内容は、カレントセッションでただちに有効になります。このモードでは、パイプソリッドの中心だけが表示されます。
yes - パイプソリッドの中心線が表示されます。
no - パイプソリッド中心線を表示しません。
 
*注記 pipe_solid_centerline モードは、「表示設定」(Set Display) およびパイピングシステムツリーいずれの中心線/ソリッド表示機能とも以下の点で異なります。
pipe_solid_centerline コンフィギュレーションオプションによって設定されるモードでは、パイプソリッドジオメトリの中心が線によって示されます。これはパイプラインすべてに適用される設定です。
「表示を設定」(Set Display) の中心線またはソリッドの表示モード (「パイピング」(PIPING) > 「設定」(Set Up) > 「表示を設定」(Set Display)) を使用すると、サブアセンブリとアクティブアセンブリの両方でパイプラインを選択できます。選択したパイプラインは、パイプソリッドや中心線とともに表示できます。
パイピングシステムツリーの中心線/ソリッドの表示モードでは、アクティブアセンブリ (サブアセンブリを含む) 内にある 1 つまたは複数のパイプラインを選択できます。選択したパイプラインは、パイプソリッドや中心線とともに表示できます。パイプラインを「アセンブリごとに 1 つのパイプライン」というモデル作成方式で作成する場合は、この中心線/ソリッド表示モードを使用してください。
pipe_solid_label_format
auto*default
ラベルに表示されるソリッドパイプの命名規則を指定します。
auto - 標準の命名規則と Windchill の自動番号設定を使用します。
default - システムのハードコードされた命名規則を使用します。
pipe_update_pre_20_int_pts
yes*no
パイピングは、パイピング 20.0 以前のリリースで作成されたパイプラインを更新できます。これによってユーザーは交差点エンティティを取得できます。セッション中 (「情報」(Info) > 「再生情報」(Regen Info) の順にクリック)、またはパイピングモデルを読み込むときにこれらのエンティティが作成されます。
Yes - Piping 20.0 より前のリリースで作成されたパイプラインが更新されます。
No - Piping 20.0 より前のリリースで作成されたパイプラインは更新されません。
pipeline_assembly_library_dir (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>*, /text/piping_data/pipelinelib, <絶対ディレクトリパス>
パイプラインアセンブリを選択するディレクトリパスを指定します。
 
*注記 仕様駆動パイピングでは、PRO_DIRECTORY 環境変数を使用して <creo_load_directory> が保存されます。
pipeline_assembly_name_format (仕様駆動パイピング)
MNEMONIC-NUMBER*, <SIZE、SPECIFICATION、MNEMONIC、NUMBER、INSULATION、およびファイル名で有効な任意の文字からなるキーワードの 1 つまたは組み合わせ>
パイプラインアセンブリ名の形式を指定します。アセンブリ名は、パイプラインの作成またはルーティング時にキーワードに割り当てられた値から作成されます。キーワードと有効なファイル名文字を自由に組み合わせて使用できます。
以下の表では、形式について説明します。
アセンブリ名の形式
割り当てられた値
アセンブリファイル名
MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
WATER-1001-IS.ASM
PLANT1-MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
PLANT1-WATER-1001-IS.ASM
pipeline_label_format (仕様駆動パイピング)
SIZE-SPECIFICATION-MNEMONIC-NUMBER-INSULATION*, <SIZE、SPECIFICATION、MNEMONIC、NUMBER、INSULATION、およびファイル名で有効な任意の文字からなるキーワードの 1 つまたは組み合わせ>
パイプラインラベルの形式を指定します。パイプラインラベルは、パイプラインの作成またはルーティング時にキーワードに割り当てられた値から作成されます。
以下の表では、形式について説明します。
パイプラインラベルの形式
割り当てられた値
パイプラインラベル
MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
WATER-1001-IS
PLANT1-MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
PLANT1-WATER-1001-IS
pipeline_solid_start_part_name (仕様駆動パイピング)
<文字列値>
パイプソリッド生成のデフォルトのスタートパート名を指定します。このコンフィギュレーションオプションに指定した値は、「パイプソリッド」(Pipe Solid) ダイアログボックスのデフォルトテンプレート部品名として使用されます。
pipeline_spool_label_format (仕様駆動パイピング)
SIZE-SPECIFICATION-MNEMONIC-NUMBER-SPOOL#PREFIX[0]SPOOLNUM[01]SUFFIX[]*、<SIZE、SPECIFICATION、MNEMONIC、NUMBER、INSULATION、SPOOLNUM、PREFIX、SUFFIX、およびファイル名で有効な任意の文字からなるキーワードの 1 つまたは組み合わせ>
パイプラインスプールラベルの形式を指定します。スプールラベルは、パイプピースカットのときにキーワードに割り当てられた値から作成されます。
以下の表では、形式について説明します。
パイプラインスプールラベルの形式
割り当てられた値
パイプラインスプールラベル
MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
WATER-1001-IS
PLANT1-MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
PLANT1-WATER-1001-IS
pipeline_start_assembly_name (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/fittinglib/ pipeline_start.asm*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
テンプレート情報 (アセンブリ単位、定義済みビューなど) を含んでいるファイルのパスと名前を指定します。この情報は、新しいパイプラインサブアセンブリを作成するときに使用されます。
 
*注記 パイプライン開始アセンブリファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_fitt_lib_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_wildfire_convert
automaticnevermanual*
Pro/ENGINEER Wildfire より前のバージョンのパイピングで作成されたパイピングアセンブリを使用する場合、このコンフィギュレーションオプションに値を指定します。
automatic - パイピングアプリケーションを起動すると、アクティブトップレベルアセンブリの下にあるすべてのパイピングアセンブリが自動変換されます。
never - パイピングアセンブリを変換しません。
manual - パイピングアプリケーションを起動すると、「パイピングアセンブリを変換」(Convert Piping Assemblies) ダイアログボックスが表示されます。これがデフォルト値です。
 
*注記 パイピングアセンブリは、Wildfire フォーマットに更新されると修正されます。
pro_insulation_dir (非仕様駆動パイピング)
<user-defined directory>*, <絶対ディレクトリパス>
Piping で使用する被覆ファイルをサーチするディレクトリを指定します。
piping_appearance_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_appearance.map*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
仕様駆動パイピングでパイピング設計プロジェクトに使用されるすべてのカラーをマップするファイルの、パスと名前を指定します。
 
*注記 パイピング外観マップファイルは、piping_mcat_dir コンフィギュレーションオプションで指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_bolt_nut_select_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_bolt_nut_select.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
対応するボルトナットコードのボルトおよびナットのデータが保存されているファイルのパスと名前を指定します。そのデータには、関連する一意の MCCS コード、ボルトナットマスターカタログファイル、および必要なボルトとナットの数量に関する情報が含まれます。
 
*注記 ボルトナットコードは piping_mcat_dir.csv ファイルで、すべてのサイズおよびスケジュールレートの継ぎ手に指定する必要があります。このコードは、自動選択ファイル *_asfile.ptd の生成時に継ぎ手カタログファイルに含まれるすべての継ぎ手インスタンスに適用されます。ボルトナットコードに関連付けられたボルトナットデータは、パイピングボルトナット選択ファイルから取得されます。
piping_design_method
non_spec_driven*spec_drivenuser_driven
パイピングプロジェクトのパイピング設計方式を指定します。
non_spec_driven - 非仕様駆動パイピング設計モードをアクティブ化します。
spec_driven - 仕様駆動パイピング設計モードをアクティブ化します。
user_driven - ユーザー駆動パイピング設計モードをアクティブ化します。このモードでは、設計プロセスのどの時点でも、仕様駆動と非仕様駆動のパイピング設計モードを切り替えて既存のアセンブリを変換できます。
piping_enable_designate_report
noyes*
仕様駆動パイピングの指定可能なレポートの生成を可能にします。
piping_end_compatibility_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_end_compatibility.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピングプロジェクトで可能なすべての有効な端点タイプ接続 (継ぎ手-継ぎ手、継ぎ手-パイプ、パイプ-継ぎ手) のリストを含んでいるファイルのパスと名前を指定します。このデータは継ぎ手の挿入時に、端点タイプ検査で使用されます。
 
*注記 パイピングの端点の互換性ファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_mcat_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_extend_show_csys (仕様駆動)
yesno*
パイプの終端に座標系の小さいプレビューを表示するためのデフォルト値を設定します。この値は、直交座標系、球座標系、または円柱座標系で延長フィーチャーを定義する際に使用されます。
piping_fitt_angle_tolerance (仕様駆動パイピング)
1.5*, <正の実数>
パイピング継ぎ手の傾斜度公差値を指定します。このデータは継ぎ手の挿入時に、継ぎ手の角度の検査に使用されます。測定単位は度です。
piping_fitt_category_map_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/sample_project/piping_fitt_category_map.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
それぞれの継ぎ手カテゴリを、継ぎ手挿入のためのダイアログボックス内にある継ぎ手カテゴリボタンにマップするファイルの名前を指定します。
 
*注記 パイピング継ぎ手カテゴリマップファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_project_data_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_fitt_library_dir (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/fittinglib/>*, <絶対ディレクトリパス>
継ぎ手モデル部品 (個々の部品、またはテーブルが関連付けられたファミリーテーブルジェネリック部品) が格納されるパスを指定します。このデータは継ぎ手の挿入時に使用されます。
piping_fluid_parameter (仕様駆動パイピング)
yesno*
パイプライン液体パラメータの使用状況を指定します。
yes - 「パイプラインを作成」(Create Pipeline) ダイアログボックスの「パラメータ」(Parameters) タブが有効になります。
no - 「パイプラインを作成」(Create Pipeline) ダイアログボックスの「パラメータ」(Parameters) タブが無効になります。
piping_insulation_dir_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/sample_project/piping_insulation_dir.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピングプロジェクトで使用されるすべての有効な被覆仕様のリストの名前を指定します。
 
*注記 パイピング被覆ディレクトリファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_project_data_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_joint_fitting_clearance (仕様駆動パイピング)
1*, <正の整数>
最小のジョイント継ぎ手クリアランスの値を指定します。仕様駆動パイピングでは、ジョイント継ぎ手の挿入時、および平行パイプセグメントのカット時にこのデータが使用されます。このコンフィギュレーションオプションに指定した値は、カレントのパイピングアセンブリ単位で計算されます。たとえば、200.0 は、INCH アセンブリ単位の場合は 200 インチ、MM アセンブリ単位の場合は 200 mm です。デフォルトの値は、MM アセンブリで 25 mm、INCH アセンブリ単位の場合 1 インチです。
piping_joint_fitting_offset (仕様駆動パイピング)
4*, <正の整数>
最小のジョイント継ぎ手オフセットの値を指定します。仕様駆動パイピングでは、ジョイント継ぎ手の挿入時、および平行パイプセグメントのカット時にこの値が使用されます。このコンフィギュレーションオプションに指定した値は、カレントのパイピングアセンブリ単位で計算されます。たとえば 200.0 は、INCH アセンブリ単位の場合は 200 インチ、MM アセンブリ単位の場合は 200 mm です。デフォルト値は、MM アセンブリ単位の場合は 100 mm、INCH アセンブリ単位の場合は 4 インチです。
piping_manufacture_dir_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_manufacture_dir.ptd>*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイプ材料コードに基づくプロジェクトのパイプ製造情報を含んでいるファイルの名前を指定します。コンフィギュレーションオプション piping_mcat_dir はこのファイルからデータを読み込み、リソースとして利用します。
 
*注記 パイピング製造ディレクトリファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_mcat_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_material_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_material.ptd*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
パイピング材料情報が含まれているファイルのパスと名前を指定します。この情報 (材料コード、全説明、パイプ密度、パイプと継ぎ手のマスターカタログファイル名) がパイプおよび継ぎ手に関連付けられます。
 
*注記 パイピング材料ファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_mcat_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_material_source
weight_length*material_dir
材料情報のソースを設定します。
weight_length - 重さ/長さを使用して、パイプラインの湿重量を計算します。
material_dir - 材料ファイルを使用して、パイプラインの乾燥重量を計算します。このオプションを使用するには、pro_material_dir ファイルの使用を設定する必要があります。
piping_mcat_dir (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/*, <絶対ディレクトリパス>
パイピングマスターカタログファイルのパスを指定します。仕様駆動パイピングでは、マスターカタログファイルを利用して、パイピングプロジェクトのパイピング仕様ファイル (プロジェクトデータファイル) が作成されます。
piping_mcat_dir_file (仕様駆動パイピング)
piping_mcat_dir.csv*, <有効なファイル名>
パイプと継ぎ手のマスターカタログファイルの名前を指定します。
 
*注記 パイピング MCAT ディレクトリファイルは、コンフィギュレーションオプション piping_mcat_dir で指定したディレクトリに保存しなければなりません。
piping_min_bolting_clearance (仕様駆動パイピング)
20*, <正の整数>
カレントアセンブリ単位の最小ボルトクリアランスの値を指定します。このデータは継ぎ手の挿入時に使用されます。
piping_old_mcat_format (仕様駆動パイピング)
Yes, No*
古いマスターカタログパイピングデータ構造体を使用できます。
piping_project_data_dir (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/sample_project/*, <絶対ディレクトリパス>
プロジェクトに関連した仕様ファイルと設計規則ファイルのパスを指定します。このデータは仕様駆動パイプラインのモデル作成およびレポートに使用されます。
piping_schematic_driven
no*yes
配置駆動モデル作成を有効または無効にします。
yes - パイプライン作成、パイプラインルート作成、継ぎ手挿入で、配置駆動モデル作成オプションを使用可能にします。
no - 配置駆動モデル作成オプションを使用不可にします。
piping_schematic_xml_dir (仕様駆動パイピング)
current working directory*, <スケマティック情報を含む XML ファイルが保存されている絶対ディレクトリパス>
Routed Systems Designer で取得したスケマティック情報を含む XML ファイルが保存されているパスを指定します。これは、XML ファイル選択およびサーチの開始位置として使用されます。パイピング設計では、このデータを次のタスクで使用します。
仕様駆動パイプラインのモデリング
仕様駆動パイプラインの 2D および 3D スケマティック一貫性チェック
このオプションのデフォルト値は、<カレントワーキングディレクトリ> です。
 
*注記 パイプラインは、1 つの XML ファイルで完全に定義されている必要があります。
piping_spec_dir_file (仕様駆動パイピング)
<creo_load_directory>/text/piping_data/sample_project/piping_spec_dir.csv*, <絶対ディレクトリパスと有効なファイル名>
すべてのパイピング仕様のリストファイルのパスと名前を指定します。このファイルは、仕様駆動継ぎ手の選択、パイプラインの作成、および設計規則の検査に使用されます。
piping_system_tree_format
MNEMONIC*、<SIZE、SPECIFICATION、MNEMONIC、NUMBER、INSULATION、および任意の ASCII 文字のキーワードの 1 つまたは組み合わせ>区切り記号は、前後に空白スペースを入れず、コンマ (,) で囲む必要があります。
パイピングシステムツリーの形式を指定します。パイピングシステムやパイピングカテゴリは、キーワードに割り当てられた値から作成されます。これらのカテゴリは、パイピングシステムツリーですべてのパイプラインを整列します。以下の表では、形式について説明します。
パイピングシステムツリーの形式
パイプライン値
パイピングシステム (カテゴリ) 名
MNEMONIC-SPECIFICATION
WATER, 11C
WATER-11C
MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
WATER-1001-IS
PLANT1-MNEMONIC-NUMBER-INSULATION
WATER, 1001, IS
PLANT1-WATER-1001-IS
piping_thumb_wheel_increment (仕様駆動パイピング)
1*, <正の実数>
カレントモデル単位でパイピングサムホイールの増分値を指定します。このデータは、継ぎ手の挿入およびパイプラインの延長やルーティングなど、各種のタスクでサムホイールを使用するときに、配置増分の調整に使用されます。
場合によっては、次の点に基づいて増分値が決まります。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimno に設定した場合は、コンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_increment によって指定した増分値が使用されます。コンフィギュレーションオプション default_dec_places で指定した最小の 10 進数値よりも増分値が小さい場合、増分値にはこのオプションで指定された最小の 10 進数値が使用されます。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimno に設定し、コンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_increment に値を指定していない場合、増分値にはコンフィギュレーションオプション default_dec_places で指定した最小の 10 進数値が使用されます。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimyes に設定し、コンフィギュレーションオプション dim_fraction_denominator で指定した最小分母値よりもコンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_ratio_inc で指定した増分値の方が小さい場合、増分値には最小分数値が使用されます。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimyes に設定し、コンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_increment に値を指定していない場合、増分値として最小分数値が使用されます。
piping_thumb_wheel_ratio_inc (仕様駆動パイピング)
0 から 1 の間の正の実数
パイプセグメント上に分岐点を作成するときまたは継ぎ手を挿入するときに、サムホイールで増分を指定すると、このデータを使用して配置増分が調整されます。デフォルト値として 0.01 が指定されます。
場合によっては、次の点に基づいて増分値が決まります。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimno に設定した場合、コンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_ratio_inc で指定した増分値が使用されます。コンフィギュレーションオプション default_dec_places で指定した最小の 10 進数値よりも増分値が小さい場合、増分値にはこのオプションで指定された最小の 10 進数値が使用されます。
コンフィギュレーションオプション create_fraction_dimyes に設定し、コンフィギュレーションオプション dim_fraction_denominator で指定した最小分母値よりもコンフィギュレーションオプション piping_thumb_wheel_ratio_inc で指定した増分値の方が小さい場合、増分値には最小分数値が使用されます。
pro_material_dir
<user-defined directory>*, <絶対ディレクトリパス>
部品材料ファイルのデフォルトディレクトリを設定します。問題が発生しないように、フルファイルパスを使用してください。
pro_pip_fitt_dir (非仕様駆動パイピング)
<user-defined directory*, <絶対ディレクトリパス>
継ぎ手ライブラリディレクトリパスを指定します。継ぎ手の挿入時にこのライブラリが使用されます。
pro_pip_lnstk_dir (非仕様駆動パイピング)
<user-defined directory>*, <絶対ディレクトリパス>
ライン素材ライブラリのディレクトリパスを指定します。パイプライン作成時にこのライブラリが使用されます。
units_system_dic_file
<creo_load_directory>/text/piping_data/master_catalog/piping_units_system_dic_file.ptd*,<ディレクトリパスと有効なファイル名>
さまざまなパイピング仕様データベースファイルに使用される単位系を指定するファイルへのパスおよび名前を指定します。