継ぎ手ポート参照を使用してパイプを 1 箇所でカットするには
次の手順では、セグメント上の特定の位置にカットを配置した後、カットの上流側、下流側、または分岐ポートに配置された直近の継ぎ手からの参照を作成できます。
1. 
「カット」(Cut) をクリックします。
「パイプをカット」(Cut Pipe) ダイアログボックスが開きます。
2. 「ピースカットオプション」(Piece Cutting Options) では、単一カット
がデフォルトで選択されています。選択されていない場合は選択します。
3. カットを挿入するパイプセグメントのおよその位置を選択します。「パイプセグメントを選択」(Select Pipe Segment) には、パイプラインラベルが読み取り専用情報として表示されます。
4. 「カット配置オプション」(Cut Placement Options) で、継ぎ手参照オプション
を選択します。
を使用して参照ポートを反転します。
が
に変わります。これによって、参照ポートが変更されたことがわかります。
| • 選択したパイプセグメントに既存の継ぎ手が存在しない場合は、継ぎ手参照オプションが使用できません。 • エルボ継ぎ手または分岐ポートの配置位置は反転できません。 |
5. 「寸法」(Dimension) には、直近の継ぎ手が参照として自動的に表示されます。
をクリックして、カットの上流側、下流側、分岐ポート上、または上流側ポートと下流ポートの間の中心位置に配置された、その他の直近の継ぎ手を選択します。選択した継ぎ手は、同一のパイプラインおよび同一のパイプ方向に存在していなければなりません。選択した継ぎ手の名前は、選択フィールドに読み取り専用の情報として表示されます。
6. サムホイールを使用してパイプセグメントに沿ってカット位置を配置するか、入力パネルに明示的な距離を直接入力します。
7. カット位置にジョイント継ぎ手を挿入する場合は、「その他オプション」(Miscellaneous Options) で「ジョイント継ぎ手」(Joint Fitting) を選択してジョイント継ぎ手の選択名を指定します。デフォルトはジョイント継ぎ手なしです。
「ボルトナットコード」(Bolt Nut Code) ボックスには、挿入する継ぎ手に関連付けられたデフォルトのボルトナットコードが表示されます。このコードを変更するには、リストで別のコードを選択します。
または
「溶接タイプ」(Weld Type) には、選択した継ぎ手タイプに基づいて、溶接タイプが表示されます。デフォルトでは、「現場」(Field) オプションが選択されています。
8. カットを挿入するには、次のいずれかを行います。
定義された位置にカットを挿入し、指定された溶接属性を生成した後、「パイプをカット」(Cut Pipe) ダイアログボックスを閉じる場合は、「OK」をクリックします。
または
定義された位置にカットを挿入し、指定された溶接属性を生成した後、「パイプをカット」(Cut Pipe) ダイアログボックスでカットの挿入を続ける場合は、「適用」(Apply) をクリックします。