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ヒント: パイブラインのベンド半径の変更
ベンドファイル内の同じパイプサイズに複数のエントリを使用できます。つまり、1 つのパイプサイズに複数のベンド半径値を関連付けることができます。ベンドファイルの例を次に示します。
サイズ
RADIUS
RATIO
MIN RADIUS
MAX RADIUS
MIN ANGLE
MAX ANGLE
80A
265
265
265
0
360
100A
360
360
360
0
360
100A
375
375
375
0
360
100A
345
345
345
0
360
125A
420
420
420
0
360
複数のベンド半径値が関連付けられているパイプサイズを使用してパイプラインを作成した後、次の操作を行うことで、そのルーティングセッションにベンド半径値を設定できます。
1. ルーティングセッションで、 「環境」(Environment) をクリックします。「パイピング環境」(Piping Environment) ダイアログボックスが開きます。
2. 「ベンド半径」(Bend Radius) リストから、そのルーティングセッションでのカレント値として、必要なベンド半径値を選択します。ベンド半径値を選択しない場合、リストに表示されている最初の値がデフォルトのベンド半径値として設定されます。
カレントとして設定したベンド半径値は、そのルーティングセッションでのみ有効です。新しいルーティングセッションで別の値を設定しない場合、リストの最初の値がデフォルトとして設定されます。
「パイプラインを修正」(Modify Pipeline) ダイアログボックスを使用して、パイプラインの選択したコーナーのベンド半径値を変更できます。「オプション修正」(Modify Options)「コーナータイプ」(Corner Type) を選択します。「ベンド半径」(Bend Radii) リストに表示されているデフォルト値は、選択したベンドのベンド半径のカレント値です。リストから新しい値を選択できます。
 
*注記 「パイプルーティング」(ROUTE PIPE) をクリックするとルーティングセッションが開始され、これをもう一度クリックすると終了します。