パイピング > パイピングライブラリの設定 > ベンドテーブル > Formula 方程式
  
Formula 方程式
Formula は、テーブルデータの範囲外にある半径や外径 (OD) に対して、展開長さを計算する方程式です。パイピングには、テーブル内で使用できる以下の変数が用意されています。
L - ベンドの直線展開長さ
R - ベンド半径
T - パイプ外径 (OD)
ANGLE - ベンド角度 (度)
Formula 方程式の規則
Formula 方程式をベンドテーブルに入力する際、以下の規則に従います。
Formula 方程式は必ずテーブル内の最初の式にしてください。
式の第 1 列はディスクリプタ FORMULA で始まる必要があります。
簡単な式の場合は以下の例のように、その式を同じ行の第 2 列にディスクリプタとして記述します。
FORMULA L = (0.55*T) + (PI*R)/2.0
FORMULA L = (ANGLE*PI/180)*(R+T/2)
Formula 方程式がさらに複雑であるか、論理文がいくつか含まれている場合、あるいはその両方である場合は、実際の式がある行でその式より前に必ず FORMULA ディスクリプタがなければなりません。Formula 方程式の終わりには、新しい行の第 1 列でディスクリプタ END FORMULA を指定しなければなりません。以下に、このプロセスの例を示します。
FORMULA
IF (R/T) < 1.10 | (R/T) > 1.83
L = (PI*R*T)/2.0
ELSE
L = (PI/2)*(R + (T*0.35))
END FORMULA
このように式が複数ある場合には、第 1 列以外の列に命令文を入力できます。