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パイプラインのマージに関する注意事項
マージするパイプラインのコンフィギュレーションはマージ処理中には変更されません。つまり、マージされたパイプや継ぎ手のサイズ、仕様、スケジュール、寸法は変化しません。
マージしたパイプや継ぎ手はパイプラインから分離させることができます。その場合、これらのパイプや継ぎ手は、元のパイプラインにのみ、マージして戻すことが可能です。仕様駆動パイピングでは、ネストしたマージ操作はできません。ソースパイプラインにあるすべてのパイプと継ぎ手は (オリジナルのパイプラインからマージされていないものを含む)、ソースパイプラインにマージされます。境界選択と、ターゲットパイプラインの選択は必須ではありません。
ソースパイプラインが削除または抑制された場合、またはソースパイプラインアセンブリがカレントセッションで読み込まれていない場合、パイプライン構成部品を分離させることはできません。
抑制されたパイプラインをソースパイプラインとして選択することはできません。そのため、抑制されたパイプラインのパイプや継ぎ手を別のパイプラインにマージすることはできません。
次の場合、パイプラインをターゲットパイプラインとして選択することはできません。
選択したパイプラインに、別のパイプラインからマージされたパイプや継ぎ手がすでに含まれている場合
選択したパイプラインの部品がすでに別のパイプラインにマージされている場合
あるパイプラインからマージされたパイプや継ぎ手が、ターゲットパイプラインにすでに含まれている場合は、別のパイプラインからパイプラインをマージすることはできません。
パイプラインに含まれる部品の種類が複数ある場合でも、これらの部品を1つ以上のパイプラインにマージできます。
選択した境界内で、ソースパイプラインで選択したパイプおよび継ぎ手に指定された被覆は、マージ処理中にターゲットパイプラインにマージされます。ソースパイプラインに指定された被覆が選択した境界外にある場合、ターゲットパイプラインにはマージされません。
ソースパイプラインで選択されているパイプや継ぎ手を含むパイプスプールやスプールラベルは、マージ処理が終了すると、ソースパイプラインから削除されます。
ソースパイプラインで選択されているパイプに添付されているパイプラインラベルは、マージ処理後に削除されます。
ソースパイプラインのパイピングフィーチャーがユーザー定義グループに含まれている場合、マージ処理は実行できません。マージ処理を行う前に、パイピングフィーチャーをグループ解除してください。