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外部参照について
パイプをルーティングすると、必要に応じて自動的に外部参照が作成されます。
外部参照 (または外部依存性) とは、オブジェクト (部品、サブアセンブリ) と、参照オブジェクトに本質的に使用可能でない別のオブジェクトの情報との関係を指します。
Creo Parametricでは、外部参照は常に、変更するモデルの外部となる情報が参照される、アセンブリの内容の中に作成されます。
サブアセンブリを検索すると、そのサブアセンブリに属するすべての構成部品が自動的に検索されます。したがって、フィーチャーおよび構成部品を配置するのに必要な情報は使用可能です。
ただし、サブアセンブリが上位アセンブリの別の構成部品の間に存在し、上位アセンブリのメンバーであり、フィーチャーが追加されるサブアセンブリのメンバーではないそのうちのいくつかの構成部品が参照された場合、そのサブアセンブリは外部参照を持ちます。
サブアセンブリがトップレベルアセンブリの内容のカレントセッションにないかぎり、サブアセンブリは、フィーチャーが正確にどこに配置されるべきか明確にできません。
たとえば、パイピングフィーチャーではなくサブアセンブリにある部品のデータム点を使用して「パイプ点先」(Pipe To Point) フィーチャーを作成する場合、パイプルーティングフィーチャーに外部参照が含まれるようになりました。
このフィーチャーは作成元のアセンブリに属し、アセンブリを再生成するたびに Creo Parametric はこのフィーチャーの参照を別のサブアセンブリの部品で検索します。
再生中は、アセンブリからのすべての情報にアクセスできます。ただし、パイプルーティングの依存性は、両方を含むアセンブリの内容にあるときには、正確かつ完全に更新されます。