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ベンド伸長について
一般に、実際の直線状パイプ長さは理論上の長さよりも短いものです。そのようなパイプの理論上の長さは、3D モデルのベンド円弧の長さと同じです。次の図は、直線状パイプの実際の長さと理論上の長さの差がベンド伸長分であることを示しています。
1. ベンド方向
2. 伸長分
b(n). ベンド長
l(n). ベンド点の位置
b(n). 実際のベンド長
E(n). ベンド伸長
次の式で、パイプのベンドの実際のベンド点を計算できます。
L(n) = S(n-1) + l(n) - E(n-1) - S(n)
ここで
L(n) - (n) ベンドの実際のベンド点
S(n-1) - (n-1) ベンドのベンドスプリングバック
l(n) - (n) ベンドの理論上のベンド点
E(n-1) - (n-1) ベンドのベンド伸長
S(n) - (n) ベンドのベンドスプリングバック