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材料の追加/除去を自動判別するオプションについて
コンフィギュレーションオプション auto_add_remove は、フィーチャー作成中に材料を追加するか除去するかを自動的に検出します。このオプションは押し出しフィーチャーと回転フィーチャーに適用され、デフォルトで yes に設定されています。
コンフィギュレーションオプション auto_add_removeno に設定した場合、フィーチャータブの 「材料を除去」(Remove Material) をクリックすることで材料を手動で除去します。このボタンをクリックしない場合は、材料がモデルに追加されます。
auto_add_remove を使用するための条件
コンフィギュレーションオプション auto_add_removeyes に設定されている。
フィーチャーを現在作成中である。このオプションは既存のフィーチャーの編集時には使用できません。
「ソリッド」(Solid) ボタンが選択されている。
ボタンがクリックされていない。このボタンをクリックすると、自動設定がオーバーライドされます。
フィーチャーのメインエンティティの値が変更されている。これはフィーチャーごとで異なります。詳細は以下で説明します。
押し出しフィーチャーまたは回転フィーチャーが作成されている。
「ブラインド」(Blind) 深さオプションが選択されている場合、押し出しフィーチャーは片側に作成されます。このオプションは両側には適用されません。
auto_add_remove の操作方法
コンフィギュレーションオプション auto_add_removeyes に設定すると、ツールを開き、断面をスケッチまたは選択し、メインエンティティの値を変更した後に、解析が実行されます。この解析では、現在作成中のフィーチャーがモデルのジオメトリと交差するかどうかが検出されます。この解析に基づいて、材料を追加または除去するようにフィーチャーが自動的に設定されます。
作成中のフィーチャー全体がソリッドモデルの内側に存在する場合は、デフォルトで材料が除去されます。作成中のフィーチャーの一部または全体がソリッドモデルの外側に存在する場合は、デフォルトで材料は追加されます。
デフォルトオプションによって ボタンの設定が変更された場合は、そのボタンを指すメッセージが表示され、変更が行われたことが示されます。
特定のフィーチャーのメインエンティティ
各フィーチャーにはメインエンティティが 1 つずつ存在します。フィーチャーの作成時にこのエンティティの値を変更すると、解析が実行されます。この値は、グラフィックウィンドウでエンティティのハンドルをドラッグするか、グラフィックウィンドウに値を入力するか、フィーチャータブに値を入力することによって変更できます。
「押し出し」(Extrude) フィーチャーの場合は、深さ値を設定します。
「回転」(Revolve) フィーチャーの場合は、角度値を設定します。