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シェルフィーチャーについて
シェルフィーチャーは、ソリッドの内部を中空にして、指定されたウォールの厚みを持つシェルを残します。シェルから除去するサーフェスを指定できます。除去するサーフェスを選択しないと、「閉じた」シェルが作成されて、部品の内部全体が中空になり、その中空部分にアクセスできなくなります。この場合は、後で必要なカットや穴を追加して、適切なジオメトリを作成できます。厚み側を反転すると (たとえば負の値を入力して、または「シェル」(Shell) タブの をクリックして)、部品の外側にシェルの厚みが追加されます。
シェルを定義する場合は、異なる厚みを割り当てるサーフェスも選択できます。そのような各サーフェスについて独立した厚み値を指定できます。ただし、これらのサーフェスでは、負の厚み値の入力や厚み側の反転はできません。厚み側は、シェルのデフォルトの厚みによって決まります。
シェルフィーチャーにより、隣接する正接サーフェスを選択できるようになります。これにより、隣接するサーフェスに 1 つまたは複数の境界で正接するサーフェスを除去またはオフセット (独立にまたは異なる厚みで) できます。シェルオフセットの乖離が発生する正接エッジでは、ギャップを閉じるために通常のソリッドカットが構築されます。
「サーフェスを除外」(Exclude Surface) コレクターでサーフェスを指定することで、1 つまたは複数のサーフェスをシェルから除外することもできます。このプロセスを部分的なシェル化と呼びます。隣接する正接サーフェスのあるサーフェスを除外することもできます。複数のサーフェスを除外するには、Ctrl キーを押しながらサーフェスを選択します。「除外サーフェス」(Exclude Surface) コレクターで指定されているサーフェスに垂直な材料はシェル化されません。
シェルを作成する場合は、シェルフィーチャーを作成する前にソリッドに追加したフィーチャーは、すべて中空になります。したがって、シェルを使用する場合は、フィーチャーの作成順序が非常に重要です (例を参照)。
シェルフィーチャーにアクセスするには、「モデル」(Model) > 「シェル」(Shell) の順にクリックします。