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「トラブルシューティング」ダイアログボックスを使用したラウンドされていないエッジの確認
自動ラウンドフィーチャーを作成した場合、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) ダイアログボックスを使用して、自動ラウンドフィーチャーによってラウンドできなかったエッジまたはエッジチェーンについての情報を確認できます。自動ラウンドフィーチャーを右クリックして「情報」(Info) > 「ラウンドされていないエッジ」(Un-rounded Edges) の順に選択すると、「トラブルシューティング」(Troubleshooter) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスには、自動ラウンドフィーチャーによるラウンド範囲であるがラウンドされていないエッジまたはエッジチェーンのみが表示されます。
「ツール」(Tools) > 「ジオメトリチェック」(Geometry Checks) の順にクリックした場合にも同じ「トラブルシューティング」(Troubleshooter) ダイアログボックスが開きますが、このダイアログボックスにはラウンドされていないエッジやエッジチェーンは表示されません。このダイアログボックスにこのようなエッジやエッジチェーンを表示するには、コンフィギュレーションオプション troubleshooter_show_info_gcheck を yes に設定する必要があります。このコンフィギュレーションオプションを yes に設定すると、「情報アイテムを表示」(Show info items) コマンドがこのダイアログボックスの「ビュー」(View) メニューに追加されます。「情報アイテムを表示」(Show info items) コマンドを使用して、自動ラウンドフィーチャーによるラウンド範囲であるがラウンドされていないエッジまたはエッジチェーンを確認できます。
「トラブルシューティング」(Troubleshooter) ダイアログボックスにラウンドされていないエッジやエッジチェーンが表示されている場合でも、自動ラウンドフィーチャーに関連するエラーがモデルにあるとはかぎりません。「ファイル」(File) > 「準備」(Prepare) > 「ModelCHECK ジオメトリチェック」(ModelCHECK Geometry Check) の順にクリックして Creo ModelCHECK 解析を実行することで、ラウンドされていないエッジに関連するエラーがモデルにないことを確認できます。