ソリッド部品作成の基本的な要素として、Creo の多様なフィーチャーを使用できます。設計プロセスにおいて、一部のフィーチャーは、必然的に別のフィーチャーに依存します。これらの依存フィーチャーは、寸法参照およびジオメトリ参照用に事前定義されたフィーチャーをもとにしています。これは、親子関係といいます。

親子関係は、概して Creo とパラメトリックモデル作成において、最も優れた特徴の 1 つです。この関係は、設計意図を維持するためにモデル全体に変更を適用する際、重要な役割を果たします。ある部品の親フィーチャーが修正されると、親フィーチャーでの変更を反映するため、すべての子フィーチャーが動的に修正されます。親フィーチャーを抑制または削除すると、その子に関連する処理を行うよう Creo によって求められます。また、不要または意図しない親子関係の状況を最小限に抑えることもできます。

そのため、Creo で設計の修正をモデル全体に正しく適用できるように、フィーチャー寸法の参照は必須です。親子関係を処理する際、親フィーチャーは子がなくても存在できることを覚えておいてください。ただし、子フィーチャーは親がなくては存在できません。