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ラウンド配置のあいまい部分について
ラウンドを処理する際、カレントのラウンドセットに対して、複数の可能な配置場所が存在する場合があります。これは、2 つのサーフェスが複数の明確な位置で交差する場合に生じることがあります。この場合、選択した参照および部品ジオメトリが原因でラウンドピースの配置が不明確になるという、配置のあいまい部分の問題が発生します。
2 つの方法によって配置のあいまい部分を処理できます。次の表は、2 つのタイプの配置あいまい部分およびそれを解決するための方法を示したものです。
配置のあいまい部分
あいまい部分のタイプ
ラウンドセットのあいまい部分
選択された参照および部品ジオメトリについて考えてみると、このラウンドセットには共存可能でかつさまざまな位置に配置できるラウンドピースが含まれます。この場合、ラウンドセットにはあいまい部分が含まれることになります。
方法: 「ピース」(Pieces) タブを使用します。「ピース」(Pieces) テーブルで、除外するラウンドピースを選択して「除外」(Excluded) を選択します。その他すべてのピースがデフォルトで取り込まれます。
1. サーフェス参照
2. ラウンドピース 1
3. ラウンドピース 2
4. ラウンドピース 1 を除外
5. ラウンドピース 2 を除外
6. 両方のラウンドピースを取り込む
相互排他的なピース
このラウンドセットにはあいまい部分がありますが、ラウンドピースは共存できません。このような場合は相互排他的なピースとなります。
相互排他的なピースは、同じ参照サーフェス間の異なった位置に配置できます。これらのピースは相互排他的であり、ラウンドのために 1 つのグループのみを選択できます。この状況は、2 つの異なったキルトのサーフェスが参照として使用される場合に発生します。
方法: 「ラウンド」(Round) タブの「次のソリューション」(Next Solution) ボタンを使用します。このボタンをクリックして、各グループを表示して適切なラウンドグループを選択します。
1. サーフェス参照
2. 最初のラウンドグループの表示
3. グループ表示後、適切なラウンドグループを選択すると、ラウンドが表示されます。