特殊貼り付けによってモデルに依存コピーを作成するには

2. 「モデル」(Model) >

「コピー」(Copy) の順にクリックします。フィーチャーまたはフィーチャーセットがクリップボードにコピーされます。

3. 「モデル」(Model) >

「特殊貼り付け」(Paste Special) の順にクリックします。「特殊貼り付け」(Paste Special) ダイアログボックスが開き、「依存コピー」(Dependent copy) がデフォルトで選択されています。

注記「モデル」(Model) >

「貼り付け」(Paste) でも元のフィーチャーのコピーを作成できますが、

「特殊貼り付け」(Paste Special) コマンドでは追加のオプションを使用できます。

◦ 「部分的な依存 - 寸法とアノテーション要素の詳細のみ」(Partially dependent - Dimensions and AE Details only) オプションはデフォルトのコピーオプションであり、「完全な依存 (一部解除可能)」(Fully dependent with options to vary) オプションと同時に使用することはできません。

◦ 「コピーに移動/回転変形を適用」(Apply move/rotate transformations to copies) オプションと「アドバンス参照コンフィギュレーション」(Advanced reference configuration) オプションも同時に使用することはできません。

4. デフォルトで選択されている「部分的な依存 - 寸法とアノテーション要素の詳細のみ」(Partially dependent - Dimensions and AE Details only) のままにするか、「完全な依存 (一部解除可能)」(Fully dependent with options to vary) に切り替えます。

◦ 「部分的な依存 - 寸法とアノテーション要素の詳細のみ」(Partially dependent - Dimensions and AE Details only) を選択したままにした場合、寸法またはスケッチ、その両方、またはアノテーション要素についてのみ依存し、その他のフィーチャー属性やパラメータについては依存しないコピーが作成されます。

◦ 「完全な依存 (一部解除可能)」(Fully dependent with options to vary) を選択すると、完全依存コピーが作成されます。コピーフィーチャーを貼り付けた後で、スケッチ、アノテーション、寸法、パラメータ、参照に関する依存を変更できます。

5. 「コピーに移動/回転変形を適用」(Apply move/rotate transformations to copies) を選択して、直線移動、回転、またはその両方によってコピーフィーチャーを移動するか、「アドバンス参照コンフィギュレーション」(Advanced reference configuration) を選択してコピーフィーチャーの参照を保持または変更します。

◦ 「コピーに移動/回転変形を適用」(Apply move/rotate transformations to copies) を選択すると、「移動」(Move) タブが開きます。移動または回転変形の方向参照を選択する必要があります。

◦ 「アドバンス参照コンフィギュレーション」(Advanced reference configuration) を選択した場合、「アドバンス参照コンフィギュレーション」(Advanced Reference Configuration) ダイアログボックスが開きます。「元のフィーチャーの参照」(References of original features) のリストにある元の参照を新しい参照に置換するか、「元の参照を使用」(Use original reference) チェックボックスをオンにして元の参照を使用します。

◦ フィーチャーまたはフィーチャーセットの完全依存コピーには、モデルツリーで Copied Hole 2 などの対応するラベルが付きます。

◦ 寸法またはスケッチ、その両方、またはアノテーション要素についてのみ依存するコピーフィーチャーでは、「コピーフィーチャー」(Copied feature) とそのオプション (「可変アイテム」(Varied items)、「依存を解除」(Break dependence)、および「依存を除去」(Remove dependence)) は使用できません。