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埋め込みデータムを含むフィーチャーの削除と抑制について
埋め込みデータムフィーチャーがあるフィーチャーを削除または抑制する場合、メインフィーチャーを削除または抑制する前に、埋め込みデータムを削除または抑制できます。
フィーチャーを選択し、右クリックして 「削除」(Delete) または 「抑制」(Suppress) コマンドを選択すると、フィーチャーとそのすべての子が選択されます。標準の「削除」(Delete) または「抑制」(Suppress) 確認ダイアログボックスで、フィーチャーをその子とともに削除または抑制することを確認する必要があります。削除または抑制するフィーチャー、あるいは自動的に選択された子に埋め込みデータムフィーチャーが含まれている場合にのみ、この確認ダイアログボックスには追加の「オプション」(Options) ボタンが表示されます。
メインフィーチャーを削除するときに埋め込みデータムフィーチャーは残すことができます。残った埋め込みデータムは、メインフィーチャーが削除された後でスタンドアロンデータムに変換されます。メインフィーチャーを削除するときに埋め込みデータムを残さない場合、フィーチャーの次の埋め込みデータムが削除されます。
削除の対象として選択されているメインフィーチャーに埋め込まれているデータム
フィーチャーに埋め込まれているが、このメインフィーチャーが削除の対象として選択されているメインフィーチャーの子であるデータム
 
*注記 埋め込みデータムフィーチャーを残すオプションを選択できるのは、埋め込みデータムがあるフィーチャーを削除する場合、または子フィーチャーに埋め込みデータムがあるフィーチャーを削除する場合です。埋め込みデータムがあるフィーチャーを抑制するときには選択できません。
削除または抑制の対象として選択したフィーチャーに埋め込みデータムフィーチャーが含まれ、選択したフィーチャーが埋め込みデータムを含む別のメインフィーチャーの親でもある場合、そのようなフィーチャーに対して開く「子の処理」(Children Handling) ダイアログボックスで、埋め込みデータムフィーチャーを個別に選択して削除または抑制できます。「子の処理」(Children Handling) ダイアログボックスには、別のメインフィーチャーの子であるメインフィーチャーの埋め込みデータムは表示されませんが、ほかのメインフィーチャーの子であるメインフィーチャーは表示されます。削除と抑制の操作は Creo の標準機能に従います。