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フィーチャーの作成履歴を前後に移動するには
モデルプレーヤーを利用すると、モデルがどのように作成されたかを観察する目的で、モデルのフィーチャー作成履歴を前後に移動することができます。
1. 「ツール」(Tool) > 「モデルプレーヤー」(Model Player) の順にクリックします。「モデルプレーヤー」(Model Player) ダイアログボックスが開きます。
2. フィーチャーの再生および表示を制御するオプションを次の中から 1 つ選択します。
「フィーチャーを再生」(Regenerate features) - モデルの作成履歴を進めると、指定したフィーチャーから順に各フィーチャーを再生します。このボックスを解除した場合、フィーチャーをロールフォワードしても再生は行われません。
「各フィーチャーを表示」(Display each feature) - 各フィーチャーの再生中、またはロールフォワード中に、それをグラフィックウィンドウで表示します。これから処理されるフィーチャーは、その再生時まで表示されません。このボックスを解除した場合、表示全体が更新されるのは、所定のフィーチャーに到達してモデルのプレイバックが完了するか、モデルのプレイバックを停止したときに限られます。
「CL を計算」(Compute CL) - (製造のみ) 選択すると再生中に各 NC シーケンス中に CL データが再計算されます。解除した場合、再生中に CL データの計算は行われません。
3. 次のいずれかをクリックして、部品の再生をどこから (どのフィーチャーから) 開始するかを選択します。
- モデルの先頭のフィーチャー番号から部品の再生を開始します。
- 最後の部品から逆順に部品を再生します。
- モデルを逆方向に、フィーチャー単位で移動します。モデル内の前のフィーチャーを再生します。
- モデルを順方向に、フィーチャー単位で移動します。モデル内の次のフィーチャーを再生します。
スライダーバー - モデルのプレイバックを開始する最初のフィーチャーまでスライダーをドラッグします。スライダーで位置を移動すると、それに合わせてグラフィックウィンドウで該当するフィーチャーがハイライトされます。フィーチャーの番号とタイプは選択ボックスに表示されます (#16 (面取り) など)。また、フィーチャー番号は「フィーチャー番号」(Feat #) ボックスに表示されます。
- グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで、開始フィーチャーを選択します。
「フィーチャー番号」(Feat #) - ボックスにフィーチャー番号を入力することで、開始フィーチャーを指定します。
指定するフィーチャーは開始フィーチャーとなり、それより後にある (正方向プレイバックを使用する場合)、あるいはそれより前にある (逆方向プレイバックを使用する場合) フィーチャーはすべて抑制されます。
モデルのプレイバックが開始します。
4. カレントフィーチャーでプレイバックを停止するには、 をクリックします。
5. カレントフィーチャーの場合、次のオプションから選択します。
「寸法表示」(Show Dims) - 現在のフィーチャーの寸法を表示します。
「フィーチャー情報」(Feat Info) - カレントフィーチャーに関する通常のフィーチャー情報を表示します。このオプションを選択すると、ウィンドウが画面に表示され、フィーチャー情報を表示します。
「ジオメトリチェック」(Geom Check) - 現在のフィーチャーのジオメトリエラーを調べることができます。このオプションは、ジオメトリエラーが生じた場合にのみ選択可能です。
「モデル修復」(Fix Model) - 現在のフィーチャーの再生の中止を強制することによって分析モードを開始します。分析モードを終了すると、モデルプレーヤーはカレントフィーチャーに戻ります。その後は引き続き、モデルの中を前後に移動できます。
「閉じる」(Close) - モデルプレーヤーを閉じて、カレントフィーチャー (再生する最後のフィーチャー) で挿入モードに切り替わります。このオプションは、モデルのプレイバックモード中にいつでも選択できます。
「終了」(Finish) - モデルプレーヤーを閉じ、最後に表示していたモデルのフィーチャーに戻ります。すべてのフィーチャーが回復します。このオプションは、モデルのプレイバックモード中にいつでも選択できます。