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ヒント: 収縮適用時のリレーションの解決
デフォルトで、リレーションは収縮されていない寸法に基づいて計算されます。評価フィーチャーよって生成されるパラメータまたは参照寸法にによってリレーションが駆動される場合、リレーションの右側は、収縮後の寸法によって再生されたジオメトリのサイズに基づきます。そのようなリレーションは、収縮後の寸法に基づいて計算されます。
収縮後の寸法に基づいてリレーションを計算することもできます。このためには、最初にコンフィギュレーションオプション allow_shrink_dim_beforeyes に設定する必要があります (コンフィギュレーションオプションのデフォルト値は no)。これにより、「寸法による収縮」(Shrinkage By Dimension) ダイアログボックスに「計算順序」(Calculation Order) 枠が表示されます。この枠で「リレーション前」(Before Relations) を選択すると、寸法は収縮後の寸法に基づいて計算されます。
テーブル駆動の寸法値はリレーション駆動の寸法値と同じ働きをします。「寸法による収縮」(Shrinkage By Dimension) ダイアログボックスの「計算順序」(Calculation Order) で「リレーション後」(After Relations) または「リレーション前」(Before Relations) のどちらを選択したかに応じて、テーブル駆動の寸法はファミリーテーブルに取り込まれる前または後に収縮されます。