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Creo ModelCHECK および PTC Windchill の形状索引の設定について
Creo ModelCHECKWindchill データベース内の形状に索引を付けるよう Creo ModelCHECKWindchill を設定する必要があります。
形状情報は以下の質量特性パラメータに格納され、モデルの作成以降にモデル内で使用可能になります。Creo ModelCHECK の実行時にこれらのパラメータを生成するには、config_init.mc ファイルでオプション MC_SI_PRINCIPAL_MI がそのデフォルト値 Y に設定されている必要があります。
MC_VOLUME - 形状索引用の体積。
MC_AREA - 形状索引用の表面積。
MC_INERTIA_1 - 形状索引用の IXX 主慣性モーメント。
MC_INERTIA_2 - 形状索引用の IYY 主慣性モーメント。
MC_INERTIA_3 - 形状索引用の IZZ 主慣性モーメント。
さらに、これらの Creo ModelCHECK 指定パラメータを記録するよう Windchill を設定する必要があります。つまり、これらの各 Real Number 質量特性パラメータに対して、次の特性を持つ同等の Windchill グローバル属性を作成する必要があります。
質量特性パラメータ
許容公差の Windchill グローバル属性
データ型
メジャーの量
MC_VOLUME
MCSI1_TOL
単位付き実数
体積
MC_AREA
MCSI2_TOL
単位付き実数
面積
MC_INERTIA_1
MCSI3_TOL
単位付き実数
ローターの慣性 - 1 本目の主軸を中心とした慣性モーメント。
MC_INERTIA_2
MCSI4_TOL
単位付き実数
ローターの慣性 - 2 本目の主軸を中心とした慣性モーメント。
MC_INERTIA_3
MCSI5_TOL
単位付き実数
ローターの慣性 - 3 本目の主軸を中心とした慣性モーメント。
新規 CAD ドキュメントインスタンスにはこれらの Creo ModelCHECK 駆動のグローバル属性が自動的に反映されます。Windchill でこれらの属性を編集して任意の値に割り当てることができます。ただし、これらの属性をロックした場合、Windchill でこれらの属性は読み取り専用、つまり編集不可能となり、Creo ModelCHECK によって駆動されます。
Creo ModelCHECK は CAD ドキュメントのデータベースに形状索引属性が格納されている場合にのみ、重複モデルをサーチします。CAD ドキュメントをチェックインする前に Creo ModelCHECK を実行して、対話形式でデータベースに形状情報を格納する必要があります。Creo Distributed Batch および Creo ModelCHECK タスクグループを使用して、CAD ドキュメントのデータベースへの形状索引属性の格納をバッチ処理によって実行することもできます。