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PTC Mathcad 解析を作成するには
1. 「解析」(Analysis) > 「Mathcad 解析」(Mathcad Analysis) の順にクリックします。「Mathcad 解析」(Mathcad Analysis) ダイアログボックスが開きます。
2. 以前に保存した解析を呼び出すには、「保存済み解析」(Saved Analyses) をクリックし、必要な解析を選択します。「検索」(Retrieve) をクリックして、選択した解析を読み込みます。
既存の PTC Mathcad ファイルをロードするには、「ファイル」(File)「ファイルをロード」(Load File) をクリックし、拡張子 .xmcd が付いたファイルを選択します。新しい PTC Mathcad ファイルを作成するには、「新規ファイル」(New File) をクリックします。
 
*注記 新しいファイルを作成した場合、ファイルを保存すると、そのファイルが現在の解析フィーチャーに自動的にロードされます。
3. PTC Mathcad ファイルをロードまたは作成した後で必要に応じて解析を定義します。
4. タグ付きの PTC Mathcad 入力変数を同じ名前の Creo Parametric パラメータに自動的にマッピングするには、「ファイル」(File)「自動マッピング」(Auto-mapping) をクリックします。
 
*注記 「自動マッピング」(Auto-mapping) チェックボックスをデフォルトでオンにするには、コンフィギュレーションオプション mathcad_automappingyes に設定します。
5. タグの付いた PTC Mathcad 入力変数に関連付けるモデルの寸法またはパラメータを指定します。
寸法を関連付けるには、「PTC Creo Parametric から Mathcad」(PTC Creo Parametric to Mathcad)「寸法追加」(Add Dimension) をクリックし、表示されているモデルで、解析で使用する寸法を選択します。「入力選択」(Input Selection) ダイアログボックスが開きます。選択した寸法にマッピングする PTC Mathcad 入力変数を選択します。「OK」をクリックして続行するか、「再表示」(Refresh) をクリックして、表示されている PTC Mathcad 入力変数のリストを更新します。
 
*注記 数式領域内の proe2mc タグが付いた PTC Mathcad 代入変数のみが「入力選択」(Input Selection) ダイアログボックスに表示されます。
パラメータを関連付けるには、「パラメータ追加」(Add Parameter) をクリックし、解析で使用するパラメータを「パラメータ選択」(Parameter Selection) ダイアログボックスで選択して「OK」をクリックします。「入力選択」(Input Selection) ダイアログボックスが開きます。選択したパラメータにマッピングする PTC Mathcad 入力変数を選択します。「OK」をクリックして別のパラメータを選択します。
解析用に選択した寸法とパラメータが、「Mathcad 解析」(Mathcad Analysis) ダイアログボックスの「PTC Creo Parametric から Mathcad」(PTC Creo Parametric to Mathcad) テーブルに表示されます。テーブルには、それぞれの寸法またはパラメータのカレント値と対応する PTC Mathcad 代入変数がリストされます。
選択対象から寸法またはパラメータを除去するには、「PTC Creo Parametric から Mathcad」(PTC Creo Parametric to Mathcad) テーブルで削除する行を選択し、「除去」(Remove) をクリックします。
6. Creo Parametric で計算する PTC Mathcad 出力変数を指定します。
「Mathcad から PTC Creo Parametric」(Mathcad to PTC Creo Parametric) をクリックし、計算する PTC Mathcad 出力変数を「出力選択」(Outputs Selection) ダイアログボックスで選択し、「OK」をクリックして次に進みます。選択した PTC Mathcad 出力変数が「Mathcad 解析」(Mathcad Analysis) ダイアログボックスの「出力」(Outputs) ボックスに表示されます。
 
数式領域内の mc2proe タグが付いた PTC Mathcad 出力変数のみが「出力選択」(Outputs Selection) ダイアログボックスに表示されます。
PTC Mathcad 出力変数をすべて選択するには右クリックしてショートカットメニューの「すべてを選択」(Select All) オプションを選択し、すべて選択解除するには「すべてを選択解除」(Unselect All) オプションを選択します。
7. PTC Mathcad 解析フィーチャーの作成時に定義されるデータム点、データムカーブ、データム座標系の基準となる参照座標系を指定します。
デフォルトのモデル座標系を指定するには、「デフォルト座標系を使用」(Use Default Csys) をオンにします。「デフォルト座標系を使用」(Use Default Csys) はデフォルトでオンになっています。これをオフにした場合、 ボックスが使用可能になります。 をクリックして必要な参照座標系を選択します。
8. 「計算」(Compute) をクリックして、解析を実行します。「結果」(Results) テーブルに、PTC Mathcad 出力変が、その計算値と単位とともに表示されます。
9. 解析結果を別個の情報ウィンドウに表示するには、「情報」(Info) をクリックします。
10. 解析を保存するには、「保存済み解析」(Saved Analyses) をクリックし、解析名を入力して をクリックします。
11. この解析を解析フィーチャーとして保存するには、「フィーチャーを追加」(Add Feature) をクリックして、フィーチャーの名前を入力します。新しい解析フィーチャーがモデルツリーに表示されます。
12. 「閉じる」(Close) をクリックして PTC Mathcad 解析を終了します。