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クリアランスおよび沿面距離ファイルを作成するには
クリアランスおよび沿面距離ファイルを Microsoft Excel または CSV 形式で作成できます。
Microsoft Excel (*.xls、*.xlsx) 形式でクリアランスおよび沿面距離ファイルを作成するには、次の手順に従います。
1. Microsoft Excel で新しいファイルを開きます。
2. 1 つ目のシート名を「Clearance」、2 つ目のシート名を「Creepage」、3 つ目のシート名を「Groove width」にします。
3. 「Clearance」タブをクリックします。
4. 1 行目の B 列以降に、モデル内のすべてのネットの名前を入力します。
5. 1 列目の 2 行目以降に、すべてのネットの名前を入力します。
6. すべてのネットペアにクリアランスしきい値を指定します。
7. 「Creepage」タブをクリックします。
8. 手順 4 と 5 を繰り返し、すべてのネットペアに沿面距離しきい値を指定します。
9. 「Groove width」タブをクリックします。
10. 手順 4 と 5 を繰り返し、すべてのネットペアに溝幅を指定します。
11. ファイルを保存します。
CSV (*.csv) 形式でクリアランスおよび沿面距離ファイルを作成するには、次の手順に従います。
1. Windows または Unix で、任意のテキストエディタで新しいファイルを開きます。
2. ファイルの見出しをコメント記号 (!) で囲んで入力します。見出しは複数の行にまたがることができます。
 
*注記 CSV ファイルのどこにでも、見出しだけでなく任意のテキストをコメントとして挿入できます。
3. 空白行とコメント行を除く先頭の行に、モデル内のすべてのネットの名前をコンマで区切って入力します。
4. クリアランスしきい値、沿面距離しきい値、溝幅用に 3 つのデータテーブルを定義します。モデルに N 個のネットがある場合、各テーブルは N-1 行になります。各行のすべての値をコンマで区切って入力します。CSV ファイルではこれらのテーブルの順序は重要ではありません。この 3 つのデータテーブルの見出しを、次のように特別なコメント行として挿入します。テーブルの見出しでは大文字と小文字を区別しません。
!#Clearance
!#Creepage
!#Groove width
5. ファイルを .csv ファイルとして保存します。