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データム位置アノテーション要素について
データム位置アノテーション要素 (DTAE) は、データム位置のジオメトリを指定します。DTAE は、セットデータムタグアノテーション要素 (SDTAE) に関連付けられたデータム位置のシンボルです。DTAE はターゲット領域、データム点、データムカーブ、エッジ、軸に付けることができます。
DTAE では次の点に注意してください。
DTAE は DTAF 内でのみ作成できます。
Creo Parametric のグラフィック領域では、データム位置シンボルが参照に引出線で接続された円として表示されます。円の上半分には、アノテーション要素の作成に使用した位置シンボルに寸法が含まれる場合はその寸法が表示され、含まれない場合は何も表示されません。円の下半分には関連付けられている SDTAE の名前と番号が表示されます。別の DTAE を DTAF に追加すると、Creo Parametric で新しい DTAE で番号が 1 つ大きくなります。
DTAE の命名規則は AE_DATUM_TARGET_<SDTAE name><n> です。たとえば、SDTAE の名前を A とすると、モデルツリーでは DTAF 内の最初の DTAE は AE_DATUM_TARGET_A1、2 つ目の DTAE は AE_DATUM_TARGET_A2 のように表示されます。
モデルツリーまたはグラフィック領域で SDTAE を選択すると、Creo Parametric で DTAF 内のすべての DTAE が 2 次カラーでハイライトされます。ただし、DTAF 内で任意の DTAE を選択した場合、SDTAE はハイライトされませんが、ほかのすべての DTAE は 2 次カラーでハイライトされます。
DTAF 内で SDTAE と DTAE を適用することはできません。
DTAE はユーザー定義フィーチャー (UDF) に含めることができます。
DTAE をサーチするには、「サーチツール」(Search Tool) ダイアログボックスで「サーチ内容」(Look for)「サーチ項目」(Look by)「アノテーション要素」(Annotation Element) に設定し、「タイプ」(Type) を選択して、「値」(Value)「データム位置」(Datum Target) に設定します。「サーチツール」(Search Tool) ダイアログボックスは、「編集」(Edit) > 「サーチ」(Find) の順にクリックすると開きます。
DTAF はパターン化できます。
DTAF では「編集」(Edit) > 「コピー」(Copy) コマンドと「編集」 > 「特殊貼り付け」 コマンドはサポートされていません。