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画面に対してフラットなアノテーション方向について
画面に対してフラットなままとなるアノテーション平面をアノテーションに定義できます。Creo Parametric によってこのようなアノテーションは画面に対してフラットに配置されます。
画面に対してフラットなアノテーション方向には、次の特徴があります。
グラフィックウィンドウで画面に対してフラットなアノテーションを配置し、これらのアノテーションがモデルに接続されていない場合、アノテーションはモデルと一緒にスピン、パン、ズームしません。このようなアノテーションはグラフィックウィンドウ上で固定され、画面の左下隅を基準にした相対位置に配置されます。「ファイル」(File)「印刷」(Print)「簡易図面」(Quick Drawing) > の順にクリックして開く > ダイアログボックスの チェックボックスをオンにすることで、そのようなアノテーションを印刷できます。
画面に対してフラットなアノテーションをモデルのエンティティ上の点に接続し、「アノテーション平面定義」(ANNOTATION PLANE DEFINITION) ダイアログボックスの「テキスト高さ (モデル単位)」(Text height in model units) チェックボックスをオフにして標準画面単位でテキストの高さを指定した場合、そのようなアノテーションはモデルと一緒にパンしますが、モデルと一緒にズームおよび回転しません。
画面に対してフラットなアノテーションをモデルのエンティティ上の点に接続し、「アノテーション平面マネージャ」(ANNOTATION PLANE MANAGER) ダイアログボックスの「テキスト高さ (モデル単位)」(Text height in model units) チェックボックスをオンにしてモデル単位でテキストの高さを指定した場合、そのようなアノテーションはモデルと一緒にパンとズームはしますが、回転はしません。
モデル単位を使用する場合、アノテーション平面上のアノテーションと同じサイズ定義が使用されます。モデル単位と標準画面単位 (mm) とを切り替えることができます。グラフィックウィンドウに配置されている、画面に対してフラットなアノテーションのテキスト高さは標準画面単位で定義され、デフォルトのテキスト高さは 3.5 mm に設定されます。
画面に対してフラットなアノテーションは、シルエットエッジやエンティティの交点に接続するといった、特定のビュー方向への投影に依存する接続は行えません。
 
*注記 画面に対してフラットなアノテーションは、旧スタイルの、画面に対してフラットな注記とは異なります。