コーナー条件を指定するには

4 軸領域ターニングシーケンスのコーナー条件の指定方法は、5 軸軌道ミリングの場合とよく似ています。「5 軸軌道ミリングのコーナー条件を指定するには」を参照してください。

次のダイアログボックスのオプションを使用してコーナー条件を指定できます。

• プロファイルターニングシーケンスにおける「プロファイルターニングカット」(Profile Turning Cut)

• 領域ターニングシーケンスにおける「領域ターニングカット」(Area Turning Cut)

• 溝切り旋盤シーケンスにおける「溝切り旋盤カット」(Groove Turning Cut)

• 軌道ミリングシーケンスにおける「カーブのカット」(Curve Cut)

• 軌道ミリングシーケンスにおける「駆動サーフェスのカット」(Drive Surface Cut)

グラフィックウィンドウでショートカットメニューを使用してコーナー条件を指定することもできます。このいずれかのダイアログボックスを使用してコーナー条件を指定するには、次の手順に従います。

1. 「コーナー」(Corners) セクションで、コーナー条件の「タイプ」(Type) を選択します。

注記ループタイプと直線タイプのコーナー条件は軌道ミリングでのみ使用できます。

コーナー条件を適用可能なコーナーは

によって示されます。

選択したコーナー条件は、カットのすべてのコーナーで自動的に追加されます。

2. デフォルトの条件は「鋭い」(Sharp) で、コーナー条件は適用されません。

3. コーナー条件のタイプが「フィレット」(Fillet) の場合、「凹状半径」(Concave Radius) または「凸状半径」(Convex Radius) を指定します。

4. コーナー条件のタイプが「面取り」(Chamfer) の場合、「面取り寸法」(Chamfer Dimension) を指定します。

5. 軌道ミリングシーケンスの場合にのみ、「ループ」(Loop) タイプのコーナー条件に「凸状半径」(Convex Radius) を指定します。鋭いエッジを維持するため、凸状コーナーにループ条件が作成されます。

6. 軌道ミリングシーケンスの場合にのみ、「直線」(Straight) タイプのコーナー条件に「コーナー長さ」(Corner Length) と「Corner Angle」を指定します。鋭いエッジを維持するため、凸状コーナーに平行四辺形コーナー条件が作成されます。

7. グラフィックウィンドウでコーナーを右クリックすると、次のショートカットメニューが表示されます。

◦ 「面取りコーナー」(Chamfer Corner) - コーナーに面取りを追加します。

◦ 「フィレットコーナー」(Fillet Corner) - コーナーにフィレットを追加します。

◦ 「鋭いコーナー」(Sharp Corner) - 面取りやコーナー半径のないコーナーを追加します。

◦ 「オリジナルのコーナー」(Original Corner) - 「領域ターニングカット」(Area Turning Cut) ダイアログボックスで選択したコーナー条件を追加します。

注記これらのオプションはターニングシーケンスでのみ使用できます。

8. 「カスタマイズしたコーナー」(Customized Corners) を次のように定義します。

をクリックして、カスタマイズしたコーナー条件の新しい行を追加します。

b. グラフィックウィンドウで、ターンプロファイル上の頂点を選択します。

または、グラフィックウィンドウで右クリックして、「ツールパス頂点」(Tool Path Vertex) を選択します。

c. コーナー条件の「タイプ」(Type) を選択します。

自動コーナー条件を個別に変更した場合、赤色の十字線

が表示されます。

9. 「カスタマイズしたコーナー」(Customized Corners) テーブルで、コーナー条件を右クリックすると、次のショートカットメニューオプションを使用できます。

注記ステップレベルのパラメータまたはツールモーションレベルのパラメータで凹状半径、凸状半径、面取り寸法を指定することもできます。カスタマイズしたコーナーでは、コーナー条件に非パラメトリック値を指定できます。