ターニングステップを挿入するには

プロセスビューで操作しており、プロセスで 1 つ以上のオペレーションを定義していなければなりません。領域ターニング、プロファイルターニング、溝切り旋盤ステップは、プロセステーブル内で完全に定義できます。

1. プロセステーブルで新規ステップを挿入するラインを選択し、

をクリックします。「ターニングステップを作成」(Create Turning Step) ダイアログボックスが開きます。

2. 「名前」(Name) ボックスで、新しいターニングステップの名前を入力するか、デフォルト設定を使用します。

◦ 「4 軸領域ターニング」(4-AXIS AREA TURNING) (プロセスマネージャ内では完全には定義できません)

4. 必要であれば、「軸」(Axis) ボックスで軸の数を選択します。選択可能な軸の数は、親ワークセルの軸の数とターニングステップのタイプで制限されています。

5. 「ヘッド」(Head) ボックスで「ヘッド 1」(Head1) または「ヘッド 2」(Head2) を選択して、ターニングステップを適用するヘッドを指定します (デフォルトは「ヘッド 1」(Head1))。

注記「ターニングステップを作成」(Create Turning Step) ダイアログボックスの「ヘッド」(Head) ボックスを使用できるのは、ワークセルタイプが 2 タレットの旋盤加工か、4 軸または 5 軸のミル/ターンである場合のみです。

6. 「OK」をクリックします。選択したターニングステップのタブが開きます。

注記ターニングタブは、ステップを編集するためにプロセステーブルの下のツールバーで

をクリックしたときにも開きます。

7. 「パラメータ」(Parameters) - 必要な製造パラメータを指定します。

をクリックして前のステップからパラメータをコピーしたり、

をクリックしてターニングステップ専用のパラメータを編集したりすることもできます。デフォルトでは、必須パラメータはリレーションによって定義され、リレーションは「リレーション」(Relations) で修正できます。

または、グラフィックウィンドウで右クリックし、ショートカットメニューの「パラメータ」(Parameters) を選択します。

8. 「クリアランス」(Clearance) - ステップのツールパスの「開始点」(Start point) と「終点」(End Point) を指定します。

9. 「ツールモーション」(Tool Motions) - ツールモーションや、カットモーションを定義する CL コマンドを作成、修正、削除します。または、グラフィックウィンドウで右クリックし、「ツールモーションオプション」(Tool Motion Options) を選択します。

10. 「オプション」(Options) - 切削工具アダプタとして使用する部品またはアセンブリを開きます。または、

をクリックして、切削工具アダプタを別のステップからコピーします。

11. 「プロセス」(Process) タブで、次のオプションを使用して加工ステップを定義できます。

◦ 「計算された時間」(Calculated Time) -

をクリックすると、ステップの加工時間が自動的に計算されます。「計算された時間」(Calculated Time) ボックスに時間が表示されます。

◦ 「前提条件」(Prerequisites) -

をクリックします。「ステップを選択」(Select Step) ダイアログボックスが開きます。新規ターニングステップの前提条件になる既存のステップを選択します。「OK」をクリックします。

12. 「プロパティ」(Properties) タブで、ステップの名前やコメントを指定します (任意)。

13. ステップの必須要素を定義した後は、次のツールパスシミュレーションオプションを使用します。

◦ ツールパスを再現するには、

をクリックします。

◦ 参照部品のサーフェスに対してガウジチェックを実行するには、

をクリックします。

◦ 工具がワークピースを切削する際の材料除去のシミュレーションを表示するには、

をクリックします。統合シミュレーション環境を提供する「材料除去」(Material Removal) タブが開きます。

14. 次のいずれかのオプションを選択して、ステップの挿入を完了します。

◦ 変更を保存するには

をクリックします。

プロセステーブルで選択した行の下に新しいステップ行が挿入されます。

◦ プロセスを一時停止して、いずれかの非同期ツールを使用するには、

をクリックします。レジュームするには

をクリックします。