サーフェスを使用して 5 軸カットモーションを作成するには

2. 「カスタマイズ」(Customize) ダイアログボックスのドロップダウンリストから「自動カット」(Automatic Cut) を選択して、「挿入」(Insert) をクリックします。

4. 「カットモーション」(CUT MTN) メニューが開き、「カット定義」(Define Cut) がすでに選択済みであり、「カットモーション設定」(CUTMOTION SETUP) メニューも開きます。以下のコマンドがリストされます。

◦ 「パラメータ」(Parameters) - カレントカットモーションの製造パラメータを修正します。

◦ 「駆動サーフェス」(Drive Surfaces) - 工具がその側面でたどるサーフェスを選択して、軌道を定義します。サーフェスは継続的なツールパスを形成する必要があります。

◦ 「開始/終了制御」(From/To Control) - 選択したすべてのサーフェスを加工しない場合、加工するエッジを選択します。「個別選択」(One By One)、「正接チェーン」(TangntChain)、「境界チェーン」(Bndry Chain)、「サーフェスチェーン」(Surf Chain)、「選択」(Select)、「選択解除」(Unselect) オプションのある「チェーン」(CHAIN) メニューが表示されます。「チェーン」(CHAIN) メニューのオプションを使用して、駆動サーフェス上のエッジを選択します。選択したすべてのエッジは、継続的なツールパスを形成する必要があります。関連項目をクリックすると、「制御開始/終了」(From/To Control) の使用例が表示されます。

◦ 「高さ」(Height) - カットの高さを指定します。

◦ 「開始高さ」(Start Height) - 複数ステップ軌道ミリングの最初のパスの高さを指定します。

注記複数軸軌道ミリング NC シーケンスを定義する場合、開始高さを使用しないことをお勧めします。工具の方向はツールパスの生成中に変化するので、このような場合、開始高さを指定すると予期しない結果が生じることがあります。

◦ 「方向」(Direction) - 「反転」(Flip) と「OK」を使用して、赤い矢印で軌道の方向を指定します。

◦ 「チェックサーフェス」(Check Surfs) - ガウジチェックを行うサーフェスを選択します。

◦ 「軸制御」(Axis Control) - 工具軸回転方向に、追加の制御を適用します。「軸定義制御」(AXIS_DEF_CONTROL) パラメータを使用して、工具軸回転方向の制御もできます。

◦ 「コーナー」(Corners) - コーナー条件を指定します。

◦ 「カット構築」(Build Cut) - カット構築機能にアクセスします。

◦ 「端点」(Ends) - カットモーションの端点を調整します。

5. 「カットモーション設定」(CUTMOTION SETUP) メニューの「実行」(Done) をクリックし、カットの指定を開始します。選択した全オプションについて順番にユーザーインタフェースが呼び出されます。

◦ 「プレビュー」(Preview) - 加工するサーフェス上のエッジが表示され、そのエッジに沿って、ベクトルとして工具軸回転方向が表示されます。

◦ 「開始/終了制御」(From/To Control) - 手順 4 の説明に従って、加工するサーフェス上のエッジを再選択します。

◦ 「軸制御」(Axis Control) - 工具軸回転方向に、追加の制御を適用します。

駆動サーフェスをガウジなしでは加工できない場合、「軌道プレビュー」(TRAJPREVIEW) メニューが表示されると同時に、メッセージ領域に可能なガウジの推定値が出力されます。ガウジするサーフェスがハイライトされ、可能なガウジの点が示されます。

注記「カットモーション」(CUT MTN) メニューの「プレビュー」(Preview) を選択した場合も、「軌道プレビュー」(TRAJPREVIEW) メニューが開きます。