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CL データ出力の先端の指定
CL データ出力の先端を指定する際には、次の点に注意してください。
CL データ出力の先端を選択しない場合、ステップパラメータ「先端制御点」(TIP_CONTROL_POINT) で指定した制御先端が CL データ出力で使用されます。
「出力先端」(Output Tip) チェックボックスをオンにして先端番号を変更した場合、この変更はその工具を使用するすべてのシーケンスおよびステップに適用されます。その工具を使用するすべての NC シーケンスのツールパスを再生して、先端番号の変更を反映する必要があります。
オフセットテーブルで選択した先端を削除すると、オフセットテーブルで先端を選択していない場合と同じ状態になります。
ミリングシーケンスを作成する場合、「リトラクトクリアランス先端」(RETRACT_CLEARANCE_TIP) パラメータを使用して、リトラクト参照を解除する先端を指定できます。このパラメータには次の値を指定できます。
「デフォルト先端」(DEFAULT_TIP) -TIP1 またはデフォルトの先端を使用してリトラクト参照を解除します。
「出力先端」(OUTPUT_TIP) - CL データ出力の取得に使用される先端を使用して、リトラクト参照を解除します。「複数先端」(MULTI TIP) タイプの工具で「出力先端」(Output Tip) チェックボックスをオフにした場合、「リトラクトクリアランス先端」(RETRACT_CLEARANCE_TIP) パラメータの設定が無視されます。
「出力先端」(Output Tip) をオンにして新しい出力先端を選択した場合、これまでに選択されていた先端は選択解除されます。