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半径代用テーブル
ワイヤ放電加工機でのコーナーの加工は、制御が難しい場合があります。このため、高いパワー設定で作成した初期のパスでは、部品が余分にカットされてしまうことがよくあります。半径代用を使うと、部品の適切な加工を行うために、選択した参照部品半径をパスごとに置き換えられます。
半径代用を実行するには、半径代用テーブルを設定し、荒削りと仕上げカットモーションの作成時に 2 軸ワイヤ放電加工 NC シーケンスに関連付けます。
半径代用テーブルには、以下の要素に応じてツールパスの生成に使う半径の値が含まれます。
コーナーのタイプ (凹状または凸状)
加工する指定コンターの半径値
パスの数 (荒削りから最高 16 の仕上げ)
テーブルを使用した場合、カットするコーナーが評価され、タイプとカレントのパスが決定されます。パスのツールパスが修正され、コンターではなく、テーブルからの半径が含まれます。テーブルに明確にリストされていないコンター半径は補間されます。0 (ゼロ) の値を入れると、半径に鋭いコーナーが代用されます。0 と別の代用値は補間できません。カラムにゼロがあると、リスト中のゼロでない代用半径までのすべての値に鋭いコーナーが代用されます。以下の例では、荒削りパス上で、0.007 までの半径に鋭いコーナーが代用されます。