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高速加工
2.5 軸のボリュームシーケンスでは、(荒削りおよびプロファイルのどちらの場合にも) 高速加工を使用できます。
ボリュームミリングで高速荒削りを実行するには、「荒削りオプション」ROUGH_OPTION) パラメータを「荒削りのみ」(ROUGH_ONLY) に設定し、「スキャンタイプ」(SCAN_TYPE) パラメータを「一定荷重」(CONSTANT_LOAD) に設定します。高速荒削りは、以下の概念に基づいています。
切削条件が一定
チップ荷重が一定
外側材料からのアプローチ
ツール連結が連続的
工具方向の急激な変化が最少
再配置移動の削減
ボリュームミリングで高速プロファイルを実行するには、「荒削りオプション」ROUGH_OPTION) パラメータを「プロファイルのみ」(PROF_ONLY) に設定し、「スキャンタイプ」(SCAN_TYPE) パラメータを「一定荷重」(CONSTANT_LOAD) に設定します。高速プロファイルは次の要素からなります。
ツール連結が連続的
工具方向の急激な変化が最少
再配置移動の削減
凹状コーナーのユーザー定義の最小半径パラメータ (「コーナーラウンド半径」(CORNER_ROUND_RADIUS) パラメータ)
円弧またはヘリカル移動による開始および終了移動
パラメータ「プロファイル接続角度」(PROFILE_CONNECT_ANGLE) に従ったスライス間の S-接続の作成 (修正可)