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例: 先端のカッター刃先の指定
この例では、アセンブリの「ソリッドツールカッティング」(SOLID_TOOL_CUTTING) および「TIPx_CUTTING」(TIPx_CUTTING) パラメータを使用して、特定の先端のカッター刃先を指定する方法を示します。
次のツリー構造を持つツールアセンブリ toolassy.asm を例に挙げて説明します。
TOOLASSY.ASM
TOOLPART.PRT
BODY.PRT
HEAD.ASM
HEAD.PRT
SEAT1.PRT
INSERT1.PRT
SEAT2.PRT
PIN.PRT
INSERT2.PRT
ここで、TIP1 に相当するのがインサート INSERT1.PRT です。このツールアセンブリで
部品 INSERT1.PRT および INSERT2.PRT の部品パラメータ SOLID_TOOL_CUTTING は「はい」(YES) に設定されています。
構成部品パラメータ「TIP1_CUTTING」(TIP1_CUTTING) が「はい」(YES) に設定されて部品 INSERT1.PRT に指定されています。
構成部品パラメータ「TIP2_CUTTING」(TIP2_CUTTING) が「はい」(YES) に設定されて部品 INSERT2.PRT に指定されています。
先端を TIP または TIP1 に設定した場合、部品 INSERT1.PRT だけがカッター刃先とみなされます。先端を TIP2 に設定した場合、部品 INSERT2.PRT が工具のカッター刃先とみなされます。