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例: バックスポット
加工するジオメトリに基づくバックスポットツールの設定と、バックドリリング NC シーケンスの開始と終了の深さの指定の例を以下の図に示します。
1. ツールパラメータに次の値を指定します。
カッター直径 2.4
長さ 4
皿穴角度 30
カッターオフセット 0.4
ボディ直径 1.3
挿入長さ 0.6
2. 開始サーフェスとして隠れたサーフェス (1) を選択します。
3. オフセット値 0.75 を入力してドリル深さを指定します。
作成される一連のツールモーションを以下の図に示します。
「バック皿穴」(Back Countersink) ドリリングでは、標準の皿穴ドリリングと同様、開始サーフェスと皿穴直径を指定する必要があります。前の例のツールを使用して実行したバック皿穴 NC シーケンスを以下の図に示します。
1. 開始サーフェスとしてフェース (1) を選択します (前の例と同様)。
2. 皿穴直径として 2.2 と入力します。
「バック皿穴」(Back Countersink) ドリリングの「自動面取り」(Auto Chamfer) オプションも使用できます。 この場合、面取り角度がツールの "Csink_Angle" に対応するカレントツールで加工できる面取りを持つすべての穴が自動的に取り込まれます。