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ねじ切りのカッター補正
ねじ切りでカッター補正出力を提供するには、CUTCOM パラメータを ON に設定し、"CUTCOM_REGISTER" の値を指定します。材料側に基づいて、CUTCOM 方向 (左または右) が決まります。「ねじ切り」(Thread Milling) タブの 「内部」(Internal) または 「外部」(External) オプションと工具の移動方向を使用してこれを指定します。
カッター補正のオン/オフを切り替えるには、XY 平面の直線モーションが必要です。オフにする直線モーションがない場合、カッター補正はオンになりません。
"APPROACH_TYPE" または "EXIT_TYPE" を、"HELICAL" または "NONE" に設定している場合、"NORMAL_LEAD_STEP" と "TANGENT_LEAD_STEP" パラメータを使用して、この直線モーションの長さを指定します。直線モーションは、ねじモーションの始点 (アプローチ) または終点 (終了) の Z レベルで作成します。"TANGENT_LEAD_STEP" で定義したセグメントは、この点でツールパスの投影と正接になります。"TANGENT_LEAD_STEP" を定義していない場合、"NORMAL_LEAD_STEP" で定義したセグメントが、この始点/終点でツールパスの投影と垂直になります。または、正接直線セグメントに垂直になり、その端点に接続します。カッター補正は最初の直線モーションで呼び出され、最後の直線モーションで消されます。
"APPROACH_TYPE" または "EXIT_TYPE" を "RADIAL"に設定している場合、半径アプローチまたは終了モーションにカッター補正文が配置されます。距離は APPROACH_DIST/EXIT_DIST の値で決まります。