コーナー条件タイプ
鋭いコーナーのガウジを避けるために、「エッジ」(Edge) または「カーブ」(Curve) オプションを使用して作成したカットモーションの頂点にコーナー条件を指定できます。コーナー条件を追加したところには、常に小さな平行四辺形がカットモーションに組み込まれます。ツールは最初のエンティティに沿って移動を続け、次に再回転して 2 番目のエンティティに正接に入ります。この平行四辺形のサイズは "CORNER_LENGTH" パスパラメータで定義します。
エンティティに沿って、または 2 つの正接エンティティ間にコーナー条件を追加した場合は、平行四辺形の角度は "CORNER_ANGLE" パラメータで決定します。条件をある頂点に設定していて、そのコーナーが尖っていると、"CORNER_ANGLE" 値は無視され、平行四辺形の辺は隣接エンティティを延長した形になります。
以下の図は、"CORNER_LENGTH" と "CORNER_ANGLE" パラメータを示します。
1. CORNER_LENGTH
2. CORNER_ANGLE
以下のコーナー条件タイプを使用できます。
• 「直線」(Straight) - 直線コーナー条件を作成します。
• 「凹状」(Concave) - 凹状のコーナーでラウンドコーナーモーションを作成します。
• 「凸状」(Convex) - 凸状のコーナーでラウンドコーナーモーションを作成します。
• 「面取り」(Chamfer) - コーナーの各サイドのカットの長さを表すパラメータ CHAMFER_DIM によってサイズを定義した面取りです。
• 「フィレット」(Fillet) - フィレットコーナーモーションを作成します。
• 「ループ」(Loop) - ループコーナーモーションを作成します。凸状コーナー条件にのみ適用できます。
