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穴あけ加工について
穴あけ加工 NC シーケンスを作成するには、サイクルのタイプを選択し、穴セットを定義することでドリルで開ける穴を指定します。穴の加工順序は "SCAN_TYPE" パラメータによって定義します。
穴セットにはドリルする穴 (複数可) が含まれます。各穴セットには関連するドリル深さ指定または皿穴直径も含まれます。1 つの穴あけ加工 NC シーケンスに複数の穴セットを含めることができます。これにより、異なる深さ指定で複数の穴をドリルしたり、1 つの NC シーケンスで複数の皿穴直径値の指定が可能です。
穴セットに含める穴の選択には以下の方法があります。
個々の穴の軸を指定します。
指定したサーフェス上のすべての穴を含みます。
指定した直径のすべての穴を含みます。
特定の値のフィーチャーパラメータを持つすべての穴を含みます。
カレントツール (皿穴用) で加工できる面取りを持つすべての穴を含みます。
ドリル位置をマークする個々のデータム点を選択します。
指定したサーフェス上のすべてのデータム点を含みます。
穴のジオメトリを表す円柱サーフェスを選択します。
同じ穴のグループ上で一連の穴あけ加工 NC シーケンスを実行する必要がある場合、上のテクニックでドリルグループを定義し、穴セットを定義する際にこのドリルグループを参照できます。この方法により選択のプロセスが簡略化されます。ドリルグループの修正で、全 NC シーケンスをパラメトリックに更新します。