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工具ダイアログ設定ファイル
「列設定ビルダ」(Column Setup Builder) ダイアログボックスでは、「工具設定」(Tools Setup) ダイアログボックスの上枠に表示される工具パラメータの列をカスタマイズできます。「列設定ビルダ」(Column Setup Builder) ダイアログボックスを使用して、工具パラメータの列を追加したり除去したりすることができます。
別の製造セッションでも同じ工具パラメータの列を使用する場合には、Creo NC「列設定ビルダ」(Column Setup Builder) ダイアログボックスで行ったカスタム設定を保存できます。これには、コンフィギュレーションオプション mfg_tool_dialog_setup_file または mfg_session_setup_dir を使用して、工具パラメータの列情報を保存するファイルまたはディレクトリへのパスを指定する必要があります。
コンフィギュレーションオプション mfg_session_setup_dir を指定した場合、コンフィギュレーションオプション mfg_session_setup_dir によって指定したディレクトリに、tool_dialog_setup_file.xml という名前の工具ダイアログ設定ファイルが Creo NC によって作成されます。ただし、コンフィギュレーションオプション mfg_tool_dialog_setup_file を指定した場合、Creo NC でコンフィギュレーションオプション mfg_session_setup_dir は無視され、以下の処理が行われます。
コンフィギュレーションオプション mfg_tool_dialog_setup_file によって指定したパスに、工具ダイアログ設定ファイルが作成されます。
ファイルの名前は、コンフィギュレーションオプション mfg_tool_dialog_setup_file によって指定したファイル名になります。
工具ダイアログ設定ファイルには、「工具設定」(Tools Setup) ダイアログボックスで現在使用されている工具パラメータの列がリストされています。「列設定ビルダ」(Column Setup Builder) ダイアログボックスで後から行った変更を工具ダイアログ設定ファイルに保存するには、「列設定ビルダ」(Column Setup Builder) ダイアログボックスで をクリックする必要があります。
ただし、コンフィギュレーションオプション mfg_tool_dialog_setup_file または mfg_session_setup_dir を指定していない場合、Creo NC によって Creo Parametric カレントワーキングディレクトリに tool_dialog_setup_file.xml があるかどうかがチェックされます。ファイルがあれば、Creo NC でこのファイルが工具ダイアログ設定ファイルとして使用されます。ファイルがない場合、Creo NC の以降の製造セッションでは、現在使用されている工具パラメータの列が適用されます。
工具ダイアログ設定ファイルの例を以下に示します。