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手動ミリングサイクルのツールモーションを作成するには
ここでは、プロセスマネージャでステップを編集する際、または手動サイクルシーケンスを編集する際に、GOTO 点モーション、デルタに移動モーション、リトラクトモーション、CL コマンド、GOTO 平面/サーフェスモーション、GOTO 軸モーションを使用して手動ミリングサイクルのツールモーションを指定する方法について説明します。
1. 手動サイクルステップを作成または編集する場合、「手動サイクル」(Manual Cycle) タブの「ツールモーション」(Tool Motions) をクリックします。
2. 「ツールモーション」(Tool Motions) リストで、次のオプションからツールモーションのタイプを選択します。
「カーブに従う」(Follow Curve) - カーブを選択するあるいは、スケッチツールまたはデータムカーブツールを使用してカーブを定義します。
「プランジ」(Plunge)
- 次のツールモーションの開始点の上まで、リトラクトサーフェスに沿って高速でアプローチします。
「リトラクト」(Retract) - カレント位置からリトラクト面まで垂直に移動します。
「GOTO 点」(Goto Point) - データム点またはツールパス上の点に移動します。工具軸の回転方向も指定できます。
「デルタに移動」(Go Delta) - ツールモーションを工具の現在位置からの NC シーケンス座標系の軸に沿った増分で指定します。
「GOTO 平面/サーフェス」(Goto Plane/Surface) - 製造モデルのデータム平面または任意のサーフェスに移動します。
「GOTO 軸」(Goto Axis) - 製造モデルの軸に移動します。
「HOME に移動」(Goto Home) - カットモーション終了時に指定されている HOME 点まで移動します。
「CL コマンド」(CL Command) - カスタマイズした CL コマンドをツールパスに沿った任意の位置に挿入します。ツールパス上の位置を選択するか、またはコマンドをカレントの工具の位置に挿入できます。
3. 選択したツールモーションまたは CL コマンドのショートカットメニューにある次のオプションを使用して、ツールモーションのリストを操作できます。
「コピー」(Copy) - 選択した 1 つまたは複数のツールモーションまたは CL コマンドをコピーしてクリップボードに配置し、別の制御点に挿入します。
「カット」(Cut) - 選択した 1 つまたは複数のツールモーションまたは CL コマンドを削除してクリップボードに配置し、別の制御点に挿入します。
「削除」(Delete) - 選択した 1 つまたは複数のツールモーションまたは CL コマンドを削除します。
「定義を編集」(Edit Definition) - 選択したツールモーションまたは CL コマンドを変更します。
「パラメータを編集」(Edit Parameters) - ツールモーションのパラメータを修正します。